緩急をつけれ! | 一条のてきと~なブログ

緩急をつけれ!

私は『頑張れ』という言葉があまり好きではないのでなるべく使わないようにしています
頑張れといえば普通は激励の言葉なんですが
カープの前田じゃないけど
んなことは言われんでもわかっとると思うのですよ
それに頑張れと声をかけるってことは
現状頑張ってないと思ってるみたいじゃないですか
相手だってプロなんだから言われずとも頑張ってるでしょう

それに限界超えて胸突き八丁な時に頑張れって言うのは
なんだか無責任な気がするんですよ
身体能力、体力の限界を超えてる状態の相手に頑張れって言うのは
お前死ねって言ってるようなもんじゃないのかと
言う方は気軽に頑張れって言うんでしょうが
やる方は既に限界まで頑張ってるんですよ
前田みたいにお前に言われんでも頑張ってるわいと言えればいいけど
人気商売なんだから普通は支援者やファンの頑張れという激励には
『頑張れと激励されたから頑張れた』
と言いますよね
前田が『お前に言われんでもわかっとる』って言えたのは前田のキャラがそういうキャラだからであって
そんなこと誰もが言えるわけじゃないんですよ

だから私は推してる人が限界超えるレベルで頑張ってたら迷わず休めと言います
大半の人は頑張れって言う場面であっても休めと言います
今頑張って結果を残しても
頑張りすぎて2年で壊れてしまったら意味がありません
たとえ今結果を残せずとも
10年後も今と同じように活動しててくれるのなら
今は休んで欲しいです

誰のことかは敢えて書きませんが
夜行バスで東京から名古屋に移動して
名古屋に着いたらレッスン
レッスン終わったらライブ出演
ライブが終わったら深夜から次の日の朝までまたレッスン
レッスン終わったら東京に戻ってライブ出演
そしてまた名古屋に移動してライブ
その間中2日
岩隈だったら肩に違和感覚えて登板拒否するレベルですよ
そしておそらくはライブが終わったらまたレッスンがあるのでしょう

そんなムチャなことしてたらいずれ身体を壊します
今は若さと体力で乗り切ってるようですが
無理をしたツケは必ず体に蓄積します
企業的にはたとえ壊れても代わりの人材を連れてくれば済むことなんでしょうが
我々ファンにとっては唯一無二のかけがえない大事な人なのですよ
だから私はどんなにイヤがられても休めと言います
休んでる間もライバル達は頑張ってるかもしれないんで色々と差がつくこともあるでしょう
でも最終的に生き残った人が勝者
今頑張りすぎたライバル達が2年で壊れて
自身が10年後も生き残ってたら
それは間違いなく勝利なのです
無事是名馬なのだよ!!
だから休むべきところは休んで
10年後も今と変わらず活動してて欲しいです

まぁ無理ゲーなスケジュールを押し付ける社長や某社にも問題はありそうですが…
社長が全然休まないスーパー仕事人間だから
下の人間にも同じレベルを要求するって話はわからないでもないですけど
それはただの狂人ですよ
私は野球が好きなので野球に喩えますが
往年の三冠王落合が監督をしたからって選手全員に三冠王になることを求めますか?
1番打者には1番打者の仕事が
9番打者には9番打者の仕事があるのです
自身が三冠王を獲得したからって選手に三冠王を取ることを強要なんてしませんよね?
適材適所
下の人間がどんな能力やスキルを持ってて
どんなことが出来るのか見極めるのも上の人間の仕事でしょ
自身が出来たからって下の人間にも同じことを強要するって
ただの無能な盆暗キチガイ社長じゃないですか
下の人間が壊れてしまってからじゃ遅いんです

上を目指してるんだから誰かがストップかけなけりゃ
死ぬまで努力(傍目にはムチャにしか見えなくとも)し続けるでしょうよ
そんな人に無責任にもっと頑張れって言えますか?
私は言えません
頑張った結果壊れるなら頑張らなくてもいいです
休めって言われるのは必ず壊れる前なので
まだ出来るやろって思われることも多いでしょう
でも壊れた後に休めって言っても無意味なのです
壊れた後に
『ほれみたことか!だから休めって言ったやろ』
ってm9(^Д^)プギャーーーッして何の意味がありますか?
休まなきゃ良かったと後悔することもあるでしょうが
そんなのは以後の努力で取り返すこともできるでしょう
でも壊れちゃったらもう取り返すチャンスすら得られないんですよ
壊れた時にやっぱり休んでおけば良かったと後悔しても
それは全てアフターカーニバル
命を削ってまで頑張る必要も
命を削ってまで頑張らなきゃいけない状況も
この世にはそんなに無いのです
頑張ってスキルを上げても
それは元気な身体があって初めて意味をなすものなのですよ
急がば回れ
休んで遅れが出たとしても
最終的に生き残ればそれでいいのだよ!!


刹那の輝きを求めて壊れるくらいなら
たとえ輝きは鈍くとも地味に長く光り続けて欲しい
これが私の変わらぬ考えです