身体拘束内部研修を開催しました。 | 介護老人保健施設おおふじ五幸ホーム スタッフブログ

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介護老人保健施設おおふじ五幸ホームでは、日々、いろいろな行事を行ってます。このブログでは、その様子をみなさんに紹介していきます^^

 先日、五幸ホームの職員対象に身体拘束の内部研修を行いました。
毎年、内部研修を行っていますが、今回は体験型の研修とさせていただきました。

 みなさまも知っての通り、身体拘束には

「フィジカルロック」
「スピーチロック」
「ドラッグロック」

の三種類があります。

 その中でまずは、以下のフィジカルロックを実際に職員に体験してもらいました。



① 車椅子に乗車中、腹帯で体幹を縛る
② ベッドで手足をひもで縛る



③ ベッド4点柵+つなぎ着用



④ 手にミトンをつける
⑤ 車椅子にオーバーテーブル



⑥ ティルト式車椅子に乗車し立ち上がれないようにする 等の体験

実際に体験する機会は中々ないので、様々な事を感じていただけたと思います。

 次にスピーチロックについて、職員に考えていただくために実演を行いました。
五幸ホームでは今年度スピーチロックの取り組みとして、職員に「スピーチロックとは何か?スピーチロックと感じる言葉は何か?」というアンケートを取りました。
その意見の中から、今回、7項目の実演を委員会メンバーと出席した職員に利用者様役をやっていただき、
実演を行いました。

 車椅子での徘徊時の対応、排泄場面、移乗や更衣時の介護場面、申し送りについて等の場面での実演を行い、スピーチロックとは何か、実際に体験して感じたこと等をみんなで話し合いケアを振り返りました。

 スピーチロックとは、職員の気持ちや声掛けの仕方の工夫をすることで大きく変わってきます。
今回の研修で振り返りができ、今後の支援に活かしていきたいと思います。

平成27年2月26日 相談室 鈴木由香利