今からお昼ご飯のパーソナルトレーナー五木田です
脂肪燃焼する運動は、有酸素運動だ
とよく言われますよね
最近は減ってきましたが、今でもたま～に、「有酸素運動は20分以上行わないと意味がない（脂肪が燃えない）って本当ですか？」と良く聞かれます。
どうなんでしょうか？
…はい、意味がない訳ないですね
仮に19分で辞めちゃったら、効果０ですか
それは、嫌ですよね～（笑）実は、開始0分から脂肪は燃えています
いや、むしろ何もしていない今現在も燃えていますよ「生きている」というだけで、ヒトはエネルギー（kcal）を消費しています。基礎代謝というやつですね
基礎代謝は、仮に24時間横になった状態で過ごした場合でも消費しているkcalです。
プラス、仕事や家事や運動をしてkcalを消費していますから、基礎代謝＋何かしらの活動をして消費したkcal＝一日の消費kcalとなります。
そして、そのkcalは、主に糖質と脂質由来で生成されています。割合は５：５です
つまり、有酸素運動を行わなくても、「生きているだけで、脂肪は燃えている（使われている）
」んですね
せっかくなので、ちょっとだけ具体的に考えてみましょうか
例えば、夏に向けてダイエットがしたい
よし、有酸素運動だウォーキングしよう
となったとします
有酸素運動で毎回300kcalを消費するように努力したとします。さて、この時、何gの脂肪を燃焼できるでしょうか？
…単純に考えます
300kcalのうち糖質と脂質を５：５で使用したと考えれば、150kcalが脂肪由来のエネルギーであったと考えられます。
脂肪細胞を1g燃焼させるには、約7.2kcalが必要と言われています。
てことで、
150kcal ÷ 7.2kcal ＝ 約20.8
…20gの脂肪しか燃えてくれないんですね～
てことで、１kg痩せるには、同じ運動を50回行えば良いんですね
…なんて非効率なんでしょう
ちなみに、今度コンビニに行った時にでも、菓子パンでいいので、裏側にある栄養成分表をみてみてください
いずれも、20～30gの脂質が含まれております
…有酸素運動より、菓子パン１個控えた方が効率的じゃないでしょうか
ウォーキングで300kcal消費するには1時間近く歩かなければならないので、時間対効果を考えれば、どうやら食事の内容を見直した方が良さそうです
食事が基本
ですねiPhoneからの投稿