今日は慰霊の日です。

 

住民を巻き込んだ悲惨な地上戦で、

 

かけがえのない多くの命や文化遺産が奪われた沖縄。

 

次男の通う保育園でも平和学習で

 

「ひめゆり」の映画をみたようです。

 

お風呂に入りながら、

 

「戦争ってさぁ~、飛行機が飛んできてさ~

ミサイルが落ちて、うでを失った人や足を失った人がいるんだよ~」

 

と一生懸命、説明してくれました。


 

今年は、沖縄戦から76年。

 

今日は、慰霊の日にちなんで

戦争・平和について考える絵本を紹介したいと思います。

 


 

【3歳~】へいわってすてきだね

詩: 安里 有生
画: 長谷川 義史
出版社: ブロンズ新社 

 

 

6/23の慰霊の日には、毎年

激戦地だったとされる糸満市の平和祈念公園で

 

沖縄全戦没者追悼式が行われます。

 

そこで、当時6歳の安里有生(あさとゆうき)くんが

朗読した「平和の詩」。

 

その詩が話題となり、絵本になりました。

 

「へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。」


子どもの視点で描かれる平和。
 

学習した戦争の恐ろしさ。

 

改めて感じる

 

「へいわってすてきだね。ずっとへいわがつづくように」

 

との願い。


『へいわってどんなこと?』

 

子どもといっしょに考える絵本になると思います。

 

 


【8歳~】ちいちゃんのかげおくり

作: あまん きみこ
絵: 上野 紀子
出版社: あかね書房 

 

 

 

ちょうど、小学校3年生の息子の教科書に載っていました。

 

第2次世界大戦の悲惨さを描く物語です。

 

体の弱いお父さんを戦争に送り、

 

ちいちゃん一家も空襲にあう。

 

家族4人のかげおくりが、胸に深く焼きつきます。

 


 

【10歳~】なぜ戦争をするのか?六にんの男たち

作・絵: デビッド・マッキー
訳: 中村 浩三
出版社: 偕成社

 

 

戦争の本といえば、

 

悲惨さや怖さを伝えるものが多いなか、

「ぞうのエルマー」シリーズでおなじみのこの作者は、

 

戦争への道を歩んでしまう愚かな人間の姿について

 

ユーモラスに、かわいらしいタッチの絵で描きます。

 

 

ただ幸せに暮らしたいと願っていた貧しい6人の男たちが


努力して立派な家や土地を手にしたとたん、

 

今度はそれを殖やす欲望に走り、

領地、富、権力を追い求めて・・・

 

 

どうして戦争が起こるのか、

なぜ世界中でいまなお戦争がなくならないのか、

 

考えさせられる一冊になるでしょう。
 

 

 

【10歳~】せかいでいちばん強い国

作・絵: デビッド・マッキー
訳: 中村 浩三
出版社: 偕成社

 

 

むかし大きな国がありました。

 

大きな国の人々は自分達の暮らしが最高の暮らしだと固く信じていました。
 

「世界中の人々を幸せにするためだ、

 

征服すればわれわれと同じ様にくらせるのだから。」と、

 

大統領は強い兵隊と大砲で次々戦争をしに行き、次々と征服していきました。
 

最後に残ったのはあまりにも小さいのでほおって置いた国。

 

残しておくのもきもちわるいので出発。
 

ところがこの国には兵隊がいません。

 

なんだかお客さんとして歓迎されている雰囲気です。楽しそう・・・

 

さて大きな国はどうしたのでしょうか、征服できたのでしょうか。

 

 

 

この絵本に出てくる小さな国が、

 

わたしには「沖縄」と重なって見えました。

 

 

領土を広くすることで国民が幸せになるのでしょうか。

強力な兵器と武力を持っている国が偉いのでしょうか。

 

本当の強さって?
本当の幸せってなんでしょう?

世界中の人々が幸せに暮らすためには?

 

我々、大人のほうがいろいろと考えさせられる一冊です。

 

 

沖縄の慰霊の日、

 

そして、8月の広島・長崎の原爆の日には、

 

身近にある「平和」について考える機会にしてみてください。

 

 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございました(^^♪

 

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