本日11/30は、『絵本の日』。
絵本は、子どもが何歳から読み聞かせしたらいいのでしょう?
まだ言葉もわからない、
目も見えてるかわからないような
0歳児の赤ちゃんに絵本の読み聞かせなんて
と思っている方はいませんか?
実は、日本でいちばん売れている絵本は、
松谷みよ子さんの『いない いない ばあ』。
この本は、0歳の赤ちゃんに読み聞かせすると、
赤ちゃんはほんとうによく笑います。
『いないいないばあ』は、誰もが知っている手で顔をかくす遊びを
絵本にしたシンプルな内容になっています。
今でも、出産祝いのギフトとしても人気で
あかちゃんがはじめて出会う絵本として世代を超えて読みつがれ、
そして先週の11/24、
ついに累計出版部数700万部を突破したのだそうです!!
「いない いない ばあ」と語りかけて一緒に楽しむことで、
あかちゃんも大人も笑顔になり、
親子のコミュニケーションを深めることができますよね。
「いないいないばあ」の遊びは、世界共通。
どの国の赤ちゃんも大好きなやりとりです。
実は、あかちゃんの脳の発達というのは、
生後9ヶ月くらいになると、
予測する能力が発達してきます。
「いないいな~い」と隠れると、
本当にその場からものが
いなくなったように感じるあかちゃん。
次に何が起こるのかな、と予測を立てます。
ドキドキ、ワクワクな不安な気持ちから
「ばぁ!」の掛け声で、
ページをめくっていくと、一気に期待通りに顔が見えたときの
安堵感の感覚がおもしろくって、喜んで笑うのです。
こうした経験を積み重ねていくことで
お父さんやお母さんなどの特別な人の顔を記憶します。
知らない人には「人見知りする」というのも
ちょうどこの時期でしょう。
この絵本のいいところは、あかちゃんの視力でも
反射的に注意を引くとされる
白目と黒目のコントラストがはっきりしたキャラクターたちの目。
色刺激が強すぎない、やわらかく温かな、
にじんだようなタッチになっているのも
特徴的です。
赤ちゃんの表情が豊かになってくると、
親も愛おしさと幸福感で満たされますよね(*´▽`*)
「いないいないばぁ」は、絵本だけでなく、
指人形になっているグッズも
販売されています。
ぜひ、親子で絵本を楽しんでみて下さい♪