3~4歳ごろの子どもは、「第一次質問期」と呼ばれ、
人生で最もたくさん質問をする時期です。
我が家の下の子が、
まさにこの時期
「好奇心」が芽生え、
「なぜなの?」「どうしてなの?」が止まりません。
みなさんは、子どもに
「なぜ?」「どうして?」と質問されたら、
きちんと答えていますか?
ぜひ、お子様の好奇心を最大限に伸ばすべく、
「音声ガイド」になったつもりで(笑)
とことん付き合ってあげてくださいね♪
答えられない質問には、どう対応する?
とはいえ、
「ちいさな哲学者」
ともいわれている子どもの質問は、
大人でも答えられないようなものばかり。
親も答えを知らないような質問に対しては、
「うるさい!」とか「しつこい!」と
いいたくなりますよね(;^ω^)
私の母親は、幼いころの私の質問攻めに対して
自分が答えを知らないときは、
無視(シカト)を決め込んでいました(笑)
子どもの質問は、言葉のキャッチボール。
コミュニケーションを学ぶ機会でもあります。
必ずしも、
「正しい答え」や「知識」を
求めているわけではありません。
それなのに、親から
「うるさい!」とか「しつこい!」とか
ましてや「シカト」なんてされたら、
子どもはどうなると思いますか?
その瞬間、
いろんなものに対する
興味・関心・好奇心・探求心を失います。
例えば、
小さな男の子が、虫を捕まえて
褒めてもらいたくて
「ママ~、みて~」と言うとします。
ところが、虫が苦手はママは
「きゃ~、汚い!あっちいってー!」と言う(笑)
もちろん、息子に言ったのではなく
虫に対しての
「汚い、あっちいけ」なのですが、
子どもからすると、大好きなママに
嫌われてしまったと悲しみます。
その経験が
『虫=汚いもの』
虫を捕まえると、ママに嫌われるという
潜在意識に刷り込まれると
その子が将来、理科の先生、昆虫博士、生物学者に
なる可能性は潰れるでしょう。
それでも、子どもの質問攻めを
面倒だと思っているあなたへ。
おススメな絵本を紹介します♪
シャーロット・ゾロトウ/作
ハワード・ノッツ/絵
まつおか きょうこ/訳
好奇心いっぱいの男の子の質問に、
母親がひとつひとつ
あたたかく答えてあげる絵本です♪
科学的に正しい知識が必要なのではなく、
子どもの目線で説明してあげることで、
子どもは子どもなりに、理解し納得できるのだな
ということを教えてくれる絵本です。
「どうして?」と聞かれたら、
少し発展的に説明をしてあげたり、
「どうして、そう思ったの?」と問い返してあげて、
子どもの気持ちを考えてあげられるといいですね♪
余裕があれば、
「一緒に調べてみようか」といって、
お子さんと本や図鑑で調べてみるのも効果的です。
ぜひ、お子様とのやりとりを楽しんでください🎵