みなさんは、

「本当はもっとお金持ちになりたい!」

「ダイエットして、痩せたい!」

 

という願望を持っているのに

 

「どうせ自分には学歴もないからお金もちにはなれない」

「太っているのは親からの遺伝だから痩せられない」


というような言い訳をして

 

夢をあきらめた経験はありませんか?

 

 

このような「自分には無理」「できない」という思い込みのことを


心理学では、メンタルブロックといいます。

 

私が予備校で勤務していたときも

 

「有名大学に入りたい」

「都会の大学に行きたい」

 

と、思っていても

 

「頭が良くないからムリ」

「ウチは経済的に厳しいからムリ」

 

といった理由で、夢をあきらめる子がたくさんいました。

 

 

このメンタルブロックがかかっている状態では、

 

無意識に自分の行動にブレーキをかけてしまうので、

 

いくら努力をしていても夢を叶えることが難しくなってしまいます。

 

 

逆に、メンタルブロックをはずして

 

夢は叶う可能性があるんだ!
 
ということが見えてきた生徒というのは、

 

やる気もモチベーションも上がっていきますし、

 

成績UPはもちろんですが、

 

実力以上の運まで引き寄せて

 

合格しているような気がしました。

 

 

では、こうしたメンタルブロックは、どうしてかかってしまうのでしょう。

 

なぜメンタルブロックがかかるのか

メンタルブロックは、これまでの体験を通して、蓄積されていきます。

 

テストでミスをした経験、

 

小さいころから「お前には、ムリ」とか「できるわけない」と

 

親や周囲から言われたことや

 

「こうならなければダメですよ」

 

と教え込まれた経験は、

 

普段は忘れてしまっていますが、

 

潜在意識には、しっかりと残っています。

 

 

そうやって刷り込まれきた潜在意識たちが、

 

新しく何かに挑戦したい!成功したい!と思ったときに、


「どうせ上手くわけないよ」というブレーキとして湧き上がってくるのです。

 

でも、それは「思い込み」

 


実は、私たちが普段、意識できている部分というのは、

 

全体の意識の約5~10%ほどにすぎません。

 

残りの90%以上が、癖、習慣になっていることだったり、

 

先入観だったり、思い込みなのです。

 

 

あなたの言葉かけの1つ1つが

 

子どもの潜在意識に刷り込まれている

 

と考えたら、


「お前が、大学に受かるわけがない」

「ウチは貧乏だからね。私立は無理よ」

 

といった声掛けが、

 

子どもの可能性を潰す手助けになってしまうことに気づくはず。

 

そして、なにより

 

「こうしなければならない」という

 

メンタルブロックの雁字搦めになっているのは、

 

親のほうだということにも気づく必要がありますね。

 

 

親の意識が変われば、子どもは変わります。