国立大学の後期試験の合格者も

 

発表されましたね合格

 

合格された皆さん、おめでとうございます!!

 

 

昔、勤務していた予備校に

 

東大にあと3点届かなくて、浪人することになった子が

 

入塾してきたことがありました。

 

 

たった3点・・・・

 

受験というのは、時に無情です。

 

 

 

浪人が決まって、予備校を探していた彼。

 

当然、引く手あまたですよね。

 

でも、彼は「こちらに決めました」と言って

 

体験の数日後、

 

ウチの予備校に入塾手続きにやってきたのです。

 

決め手は、塾長の言葉だったと言っていました。

 

 

 

いくつか無料体験した塾のなかには、

 

「入学金、授業料すべてタダにしてあげる」

 

と言ってきた予備校もあったそう。

 

そりゃぁ、来年度、東大合格者がでたら、

 

すごい実績になりますからね。

 

どこの塾も,あの手この手のセールスで、

 

口説き落とそうとしてきたのでしょう。

 

 

 

でも、ウチの塾長だけが、

 

「君に教えることはないよ。君ならウチに来なくても、

宅浪しても来年は絶対受かる。がんばってね」

 

と言ってくれたんです、と。

 

その言葉は、彼の自信になったに違いありません。

 

 

彼は、東大に落ちるまで、

 

塾に通ったことがなかったそうです。

 

独学で、東大まであとわずか3点のところまでの実力をつけたのです!

 

 

そのレベルの子なら、塾長の言う通り、

 

ウチの塾に来なくても、どこの塾に行ったって、

 

宅浪したって、今まで通りあと1年がんばれば受かるでしょう。

 

 

でも、ずっーーと、ひとりで勉強していたから

 

自分の実力がどのあたりなのか、

 

自分の何があと3点足りなかったのか、

 

わからなくなっていたはずです。

 

実際に、東大に落ちた直後で、

 

世間には自分よりもっとすごいヤツがいっぱいいるんだと

 

思い知ったばかり。

 

憧れの東大には、あとどのくらい努力すれば

 

手が届くのだろうか?

 

1浪して受かるのか?って

 

ほんとうに不安だったと思うのです。

 

 

そんな彼の心を動かしたのが

 

「入ってくれたら授業料タダ」と言う特別待遇ではなく、

 

「君なら大丈夫。このままがんばれ」という

 

〝励ましの言葉”でした。

 

 

相手が必要としている言葉をかけてあげる。

 

それが「信用」に変わるのです。

 

 

彼は1浪し、翌年、見事東大に合格しました。

 

 

彼の合格コメントには

 

「ウチに来なくても受かると」言われて入塾を決めたこと。

 

難関大受験に必要な「本質の理解」にまで、掘り下げて勉強できたこと。

 

ひとりで勉強していたころには得られなかった

 

友人たちとの楽しい声かけが励みとなったことなど、

 

塾への感謝がたくさんつづられていました。

 

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