AFCアジアカップ2023 森保ジャパンvsイラク戦 | 五吉のブログ

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カタールで行われているアジアカップ。

今日勝てば決勝トーナメント進出確定する2試合目の相手はイラク。

同グループでは一番強敵。まだ体調優先ステージとはいえ緊張感は必要な相手です。

 

先発メンバーは、

GK鈴木DF菅原板倉谷口伊藤MF遠藤守田伊東久保南野FW浅野

負けない固いメンバーで来ました。

 

 

イラクサポーターが圧倒するアウェイスタジアムのような前半が始まると、イラクがガンガンに攻めてくる。

 

先制点はイラク。

 

前半4分、中盤で南野の横パスミスで攻められ、1度GKがパンチングしたあと、再度左サイドから攻められGKが小さくパンチングしたところを高く飛んだFWに頭で叩き込まれた。背筋力が凄いシュート。

 

0:1。

 

1戦目といいい、鈴木のパンチングはどこか足りない。

 

前半20分くらいから日本も攻めるが、圧力で敵わない感じだ。守り方も日本よりうまい。

 

前半30分ごろからは日本の攻撃が続くが、イラクはファールぎりぎりで守り日本選手を苛立たせる。

 

前半48分、イラク追加点。

 

菅原が中盤でショルダーチャージしようとして空かされ、フリーでサイドを持ち込まれ、中央は日本は6人も戻っているのに、イラクの2人をマークせず、18番に2点目をまた頭で決められた。

 

0:2。

 

菅原の雑な守りと、戻っているのに18番のFWをフリーにした伊藤の失点。

 

ダメだな。

やる気はないし、気迫で負けてるし、勝つ責任感ないし。中東の笛も鳴り出したし。

 

そして前半終了。

 

0:2。

 

背が高く背筋力抜群の18番への無策が得点差になった、前半でした。

 

南野は失点ミス以外で存在感のなく、攻めに連携なく、久保の個人技頼みや、縦の浅野や南野にボールを出せないなら伊藤がなぜ左サイドを持ち抜けないのか、そもそも右の菅原と伊東は相性はいいのか、鈴木のビビりパンチはずっと見なきゃいけないのか。

ベトナムに2点取られ負けそうになってたのも納得する、強い日本はどこにいった?。

そんな前半でした。

 

 

後半は、谷口→富安でスタート。

18番対策での交代でしょうが、GKは変えないのか。

 

後半、日本は攻めだす。

 

後半10分の伊東のセンタリングへの浅野へのファールも、一度PKもVARで取り消し。

 

伊東の左サイドからのセンタリング攻撃が続く。

 

後半16分、浅野→上田、久保→堂安。

浅野のスピードは前半最初からは効果薄い。久保はかなり狙われてたから怪我懸念かな。

 

後半20分辺りも日本は連続攻撃。

 

後半28分、伊東→前田、守田→旗手。

伊東は消えていた前半がもったいなかった。守田はかなりボールを多く触ったが出し先が見つけられなかった。

 

下がりっぱなしのイラクを攻めあぐねる日本。

 

ようやく日本の得点は後半47分。

 

左CKを遠藤が頭で決めた。

 

1:2。

 

ロスタイムは8分で後半53分まで。

 

どちらもクタクタでも熱気だけは負けない意地のぶつかり合い。

 

そして試合終了。

 

1:2。

 

 

久々の見てられない負け試合。

無駄な前半、守り切られて攻めきれなかった後半。

強さも速さも高さも上手さも勝てなかった試合。

 

アジアチャンピオンなんてまだまだ遥か彼方のアジアの奥深さを感じ気付かせてくれた、

その意味ではいい負け試合でした。