夏日が続いて急に寒くなった11月11日、
初夏に三浦半島を歩いて津久井浜で毎年ウインドサーフィンのWCが行われると知り、
強風予報でしたがプロがどんな波乗りをするのか見に行ってみました。
京急の津久井浜まで行ってみると、そこそこの見物客。
有名なんだ。
かといってそれほどの混雑でもなく、ウインドサーフィンが一般客には馴染みが薄いスポーツだとも実感します。
一昨年、東京五輪で江の島でヨットレースが有りましたが、
レースコースは遠く、誰が誰だか良く見えないし、技術力の差が分かりづらいなーと、
浜から見ていましたが、
ウインドサーフィンもその実際のスピード感やいま誰が勝っててターンで逆転したのかがよく分からないし、
サーフィンと違って芸術点も無いし、ヨット同様に一般観客向けスポーツじゃないんだろうと思います。
それでもこれだけ人が集まるんだから、憧れや魅力はあるのでしょう。
今回はウィンドサーフィンのそれもWoldCupってどんなレベルのもんなのかを見るのが目的です。
津久井浜の会場には屋台もいっぱい出ていて、テレビ中継が有るのか盛り上げ役の実況DJの音声が大きく響いていました。
午前中のElimination2の決勝までの数本のレースを見てみました。
レース待ち控えエリア
スタート
ターン
誰が勝ったの?
イヤー、勝敗が分かりづらい。
海に線が引いてあるわけじゃないし、VARとか要らないのかな。
こんなレースが引っ切り無しに次々と1日何十レースも5日間開催されます。
この日は風速10m・sくらいの強北風で波も1mくらいと、
とても素人ではコントロールできないシチュエーションで、
ジグザグと、
風と波とライバルを頭と経験で計算し腕力で高速で皆さん突っ走ってのレースでした。
来ている参加者数から想像すると、有力者は相当数のレースに参加するのかな。
下世話ですけど賞金はどうなっているのかも気になるところです。
例えばこの選手の厚い胸板と太い腕、2重底のような接地面を少なくする高速用の高床フィン?。
テレビ映えはしないけれども、見た目以上に、頭と腕力と度胸勝負の、ヨットほどではないもののそこそこ金もかかる、やって面白いスポーツなんだろうなと思いました。