森保ジャパン2ndの2試合目は、大阪長居でコロンビア戦。
コロンビアはFIFAランクは17位くらいで20位くらいの日本より格上。
しかしハメスロドリゲスが精彩が無くなってからどこか捉えどころがないチーム端境期で、先日の韓国戦で2:2だったことからも格上とはいえなそうな調子でしょう。
国に帰れないような負けじゃなきゃ良い試合をしてきそうです。
先発メンバーは、
GKシュミットDF菅原板倉伊藤バングーナガンデMF守田鎌田伊東西村三苫FW町野
バングーナガンデが三苫と馬が合うのか、鎌田に守りができるのか、西村と町野の2トップなのか。
そんなお試しスタメンのようです。
前半2分、日本が先取点。
菅原のDFラインからの縦ロングフィードを、町野がセンターラインを超えたところでワンタッチで中央へはたくと、西村がDFと体で競いながら右足を出してダイレクトに前の町野へ。
町野は持ち込まずに3タッチ目に後ろに上がってきた守田に戻すと、守田はダイレクトに奥目にセンタリング。
一番奥で三苫が高くジャンプして競り勝ち、頭でゴール左に叩き込んだ。
1:0。
町野と西村のワンタッチプレー、守田のここに飛び込めというスポットセンタリング、DFに距離を置いてからタイミングを合わせ高く飛べた三苫の、合算ゴール。
前半日本に点を取られてからと、前半20分辺りはコロンビアペース。
チームが若いのか繋ぎはワンツーまでは上手いが、その先の連携に迷いが有る。
前半32分、コロンビアが同点弾。
中央からのボールを左サイドから持ち込まれ、中央への折り返しを相手FWがほぼフリーで蹴りこまれた。
1:1。
リプレーで見ると、戻る鎌田のマークの甘さがフリーにした失点原因。
その後はコロンビア優位で前半終了。
1:1。
徐々に実力差がでてきたのにコロンビアは余裕であるいはラフプレーでこないのは、WCで日本がドイツやスペインに勝ったチームという余韻かなと思わせる前半でした。
後半は、町野→上田、鎌田→遠藤でスタート。
町野はよく動いていたけどFWとしてシュートチャンス無し。鎌田も慣れないポジションとはいえ失点につながるケアレス。
後半8分、三苫→堂安。
三苫はドリブル左サイド抜き無し。スペースが無いのか、サイドバックやフォワードとの相性なのか。
後半13分、バングーナガンデ→瀬古、西村→久保。
バングーナガンデは合格、貴重な左利き。西村も動く量でアピールできた。
後半は、ずっとコロンビアペース。
攻めっぱなしで、シュートも多く放たれる。
後半16分、コロンビア追加点。
右サイドのロングパスで入ったばかりの瀬古が競り負け、つながれシュートもシュミットが出て体でセーブ、しかし浮いたボールをオーバヘッドで見事に決められた。
1:2。
あんな見事なオーバーヘッドを決めさせてはいけない。遠藤の凡ミス。
後半21分、22分と上田のヘディングシュートは惜しくも決まらず。
後半からは、日本のパス回しを完全に読まれパスカットが多くなる。
早い詰めをしてくるコロンビアに、日本の判断の遅さが目立ち過ぎる。
後半32分、守田→浅野。
守田は前半はガツガツ行けてたが、後半はパスミスや読み違いが多くなった。
前半遠慮していたコロンビアが1枚格上の違いをが見せ続ける。
日本は久保が気持ちを出して攻め込むが周りとの連携には程遠い。
それに日テレのカメラワークが悪すぎ。
試合中に選手や客席のアップって要るのでしょうか。TBSになって残念。
それに解説の北沢さんは褒めるだけだし、槙野さんやアナウンサーの的外れTV場面外れな説明で何言ってんだと、TVを見てて気持ち悪くなる試合にしてしまった。
そして試合終了。
1:2。
このお試しメンバーでお試しフォーメーション試合。
コロンビアが本気で実力差をいたるところで見せてくれ、強い相手に戦術試しのチャンスだったのに。
何がしたかったのか、目指すところはどこで、何ができて何ができなかったのか。
落ち着いて振り返っても、三苫のヘディングシュート以外思い返せない、反省しようにも掴みどころもない無駄試合でした。