森保ジャパンvsカナダ戦 | 五吉のブログ

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いよいよ始まるFIFAワールドカップ2022カタール大会。

 

人権問題でカタールで開催は間違いだったとの前FIFA会長の発言や、

森保ジャパンの薄人気で、盛り上がりには欠けていますが、

それに反してNHKの中継数の多さや、totoBIGで13-14試合予想を採用にビックリ。

 

大会は盛り上がるのかな?

 

森保ジャパンのリーグ通過応援が目的なのか、負けてもサッカーWC全体を盛り上げる策略なのか。

東京五輪でサッカー決勝の中継すらしなかったのに、何か違いを感じます。

 

 

日本の初戦は23日22時からのドイツ戦。

ちなみにtotoでは圧倒的にドイツ勝利が予測されています。お金が絡むと人間正直ですね。

 

 

その調整に17日カナダ戦がUAEで行われました。

そのカナダ、北中米カリブ海を首位通過した現在サッカーが盛り上がっている国。

日本の2戦目、北中米4位のコスタリカ戦を思えば絶好の事前試合といえるでしょう。

 

先発メンバーは、

GK権田DF酒井板倉谷口伊藤MF田中柴崎久保南野相馬FW浅野

怪我の選手たちが外れ、本選出場最終選考かのようなメンバーです。

 

 

前半が始まると、どちらも前線からのプレスが早く、互角。

細かく日本、大ぶりなカナダ。

 

先制点は前半7分に日本。

カナダGKのロングクリアを競り勝ち、中央柴崎へ。柴崎が南野とワンツーで折り返されると縦の相馬に緩く長くフィード。

相馬がエイヤーで右足を延ばし触るとギリで届いてコースが変わりゴールに転がった。

 

1:0。

 

綺麗なゴールではないが、調子のよさを続けている相馬らしいゴール。ラッキーは続いてほしい。

 

前半15分くらいからはカナダがペースを上げ、日本のピンチが続く。

 

2点目はカナダ。

 

前半21分、右CKが中央へ真っ直ぐ早めに来ると日本DF陣が誰も触れず相手にフリーで右足で当て前の選手に合わせられた。

 

1:1。

 

高いボールを再三蹴ってきた相手の速いボールに誰も防げなかった。敢えて言えばフリーで頭で触れたはずの板倉のミス。

 

前半25分くらいからはガタイの違いが目立つようになってきた。

 

前半40分ごろには日本も攻めだすが、嚙み合っているとは言えない苦しいフィニッシュが多い。

 

前半終了、1:1。

 

練習試合らしい、少しどちらも本気を試しながら、どこか本番に気分と体力を残すようにけがを避けている前半でした。

心配は権田が全く高いボールの速さに対応できていないこと。全く触れていない。

 

 

後半は、酒井→山根、久保→堂安、浅野→上田。

酒井はほぼ復調している。久保は上手さが消えた。浅野は体力が戻っていない。

 

上田が的になり、皆も上田を使おうとする意志が見える。

 

後半21分、田中→鎌田、板倉→長友。

田中は役割は守備ボランチのみに決めているのかのよう。板倉は体調戻しの目的ならほぼ合格か。

 

後半35分辺りからはカナダがツナギで格上感。2タッチパスが楽につなぎ続ける。

 

後半40分、南野→吉田。3-4-3を試した。

南野は良いところは全く出無かった。

 

後半44分には最大のチャンスシーン。

右からの攻撃で、静かに狙いを棲ませて一気に上がった山根を瞬時に理解した柴崎が縦スルーパス。

これが見事につながり、ドリブルシュート。惜しくも右ポストに当たって跳ね返されたが、今日一の見事な連携。

 

しかし後半48分、山根はPKを与えてしまう。

 

後半48分、相手ドリブルの罠に見事に引っ掛かり足をけり転ばせた。

 

浮かせたPKは権田が右手でお手玉弾きするも対応しきれずラインを超え決められた。

 

1:2。

 

エリア内でFWのPK狙いにお手本のように引っ掛かった山根。本戦だったら一生言われ続ける凡ミス。

 

そして試合終了。

 

1:2。

 

 

冷静に考えれば、カナダに調整目的で遊ばれた試合。

本気で来られたら、柴崎が調子よくなければ、上田が調子を上げてなければ、などなど、心配点ばかりが目立った、

それでも1点取れた、

しかしロシアWCのベルギー戦を思い出させる後半ロスタイムに逆転された、

森保ジャパン久々の負け試合でした。