娘が小学校の卒業式を迎えました。
あっという間の6年間でした。
小学2年生の3学期に新型コロナという未知の病気が世界中を襲い、学校が休校となり、
小学3年生になる4月に、緊急事態宣言が出され、
学校へ通えず、全面オンライン授業となりました。
楽しみにしていた宿泊行事、遠足、夏祭り、運動会も中止になり、泣きながら「なんで、自分たちの時にコロナが始まったんだ」「くやしい」「でも、しかたないよ、コロナだもん」と我慢をしていた子供たち。
緊急事態宣言が解除されたと思ったら、またすぐに宣言が発令されたり
子どもたちだけでなく、大人たちも、今まで、当たり前だったことが当たり前でなくなった数年間でした。
でも、大人たちは、今までと同じ学校生活とまではいかないけれど、子供たちにできるだけ、たくさんのことを経験させようと、みんなで知恵を出し合いました。
子供たちも、今、自分たちができることを探して、コツコツと努力をしていました。
学校側も最善を尽くす努力はしてくれたと思うし、保護者同士も、子供たちのために、どうすべきかを考えて行動できていたと思います。
卒業式の中で子供たちが歌った曲があります。
「群青」
この群青という歌は東日本大震災で被災された福島県の生徒さんが作詞をした歌だと聞きました。
子供たちの学年は2011年、2012年生まれの学年です。
半分以上の子供たちが震災の年に生まれています。
あの時、被災した生徒さんたちの想いに触れ、さまざまな困難に立ち向かえる力を持った子供たちに、周りの人への感謝の気持ちと、誇りと希望を持って巣立っていってほしいと思います。
卒業、おめでとう
あなたたちを誇りに思うよ