お昼寝しながら ミケと話した

 

 

ミケ、随分とデコに飛びついたり尻尾をかじったりしていたね

 

 

だって、アコちゃんがデコを可愛がるから

ヤキモチを焼いたんだい

 

 

アコちゃんはデコも大切 ミケのことも大切だよ

デコは何にも言わなかったかい?

 

 

デコは何も言わないよ

後ろを向いたまま こう伝えてきただけだ

 

 

ミケはそのままでいい

そのままでアコちゃんの側にいてください

未来は アコちゃんとミケが作っていくものなのだから

 

 

だからミケは

デコのそばで丸くなって眠ることが大好きだった

デコはやさしい・・・

 

 

ミケはそう言って・・・デコのいなくなった今

 

わたしの手にかじりつく

わたしの髪を引っ掻き回す

 

 

やめて! やめてよ! 痛いよミケ!

 

やだよ!やめない!

だってミケはまだ赤ちゃんなんだから!

 

そして わたしの顔を舐めまくる

わたしの下に潜り込もうとする

 

やめて! やめてよ!くすぐったいよミケ!

 

やだよ! やめない!

だってミケはまだ赤ちゃんなんだから!

 

 

そして遊び疲れたミケは

わたしにくっついて眠ってしまう

 

 

そうか ミケはまだ赤ちゃんなんだ

 

まだまだ 始まったばかりの ミケとわたしの時間のうちの

 

今は 子犬のミケとわたしの 大切な時間なんだね 💜