プラド美術館は《A》の大好きな美術館のひとつです

 

今、開催されている「プラド美術館展」

はるばる海を越えてやって来た絵画たち・・・

 

その中の二枚の絵画はとても印象的なものでありました

 

 

*ベラスケス作「狩猟服姿のフェリペⅣ」

 

フェリペⅣ世の傍らにいる犬が語りかけてきました

 

 

「 わたしは猟犬ではない。わたしはガードドッグである。

わたしはいつもご主人様の傍らで彼を守っているのだ。 

わたしはご主人様が皮の手袋を取って

優しくわたしの頭に置く手の感触と

仄かに香る革の匂いがとても好きだ。」

 

 

 

*ベラスケス作「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」

 

得意げな目線を向けた王子を載せた馬もまた語りかけてくるのです

 

 

「 ゆっくり慎重にトロットを踏む速度に幼い王子は満足しない。

前脚を勢いよく蹴り上げ、大胆に走らなければならない

大切なプリンス!

たてがみの編み込みをほどき、風になびかせることができる

王子の騎乗は、わたしにとって緊張感に溢れ、

しかし、大変楽しいものである。」

 

 

 

 

かの犬も馬も自分の役割に対する誇りに満ち満ちていた

 

人物ばかりでなく、動物たちも実在していたのであり

これらの肖像画はその時代においては写真と同じ意味合いのもの

 

筆先からカンバスに

いろいろな情報や思いが転写されていることに感動する

 

そしてそこから生きていたものの思いを受け取ることができるなんて!

 

 

絵画は語る・・・

 

 

なんて素晴らしいのだろう!!!

 

 

 

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