片付けはリアルの世界だけではないのだった。

駄文が溜まっていくこのブログも好き勝手にいろいろ書くものだからテーマ（カテゴリ）が乱立して、書いたはいいけれどどこに分類しようか迷うこともあり、全然バレエの話じゃないのに「大人バレエ雑録」に突っ込む。

これを機にバサバサ切り捨ててすっきりしたいな、などと思ってしまう。

ブログだけではなくその他SNSも同様で、便利そうだから、評判がいいから、流行っているから、誘われたから、と手を出しては私の分身があちこちで所在無げなままだ。

もうなんか、アカウント削除しちゃおうかな、と半ばやけっぱちになるのは最近のX（旧Twitter）で、以前はあらゆる細かい情報収集に最も適していたはずなのに、今はその面影すらない。

それでもバレエ関連はまだ拾えるので我慢して使っているけれど、何かの拍子に人間の真っ黒い部分に触れることも多く、やっぱり見ない方がよかった、こんなこと知りたくなかった、とげんなりする。

なければないなりに、どうにでもなるはずで、一日中スマホを手にしてこの人たちの富のためにビッグデータを作成している、なんて言われた日にはスマホごと投げ捨てたい気持ちにさえなる。

もはや生活まるごと取り込まれていて、それに無自覚というのが腹立たしい。

この前ひさびさに、ある程度まとまった時間電車に乗ったら、読書のはかどること。

乗り換えなしで座っていられるのなら、何となくスマホを触っているよりも本を開くのがいい。

ぐいぐい読み進んで、上巻を読了。

原作を読むと、あらためて映画には描かれなかった周辺のエピソードがたくさんあることがわかる。

映画のキャストと風景を利用して、勝手に頭の中でスピンオフが作られていく。

気づいていなかったとはいえ自分が何をしているのか、知ったからにはもう少し自覚的でありたい。

レベル6：ブログの整理整頓、SNSの断捨離