カウンセラーさんから出された課題。それは・・
「週に一度のクッキング!」
第一回目は「ピザ(を作る)」。
トッピングは自由。
ですが「ピザ生地から自分で作ること」という条件つき。
我が家のピザ=冷凍モノ(爆)か、出前モノ(爆)。
なので、これは結構ハードル高くない?と思った母りよこ(笑)。
てか私がそう↑思っても、実際に作るのはリュウくんなので、
私自身はノータッチ(←これも、カウンセラーさんから言われたことです)。
スマホで検索したレシピを見ながら、一生懸命作ったピザは
予想外に量が少なかったし、生地の膨らみも足りなかったうえ、
できあがるまでに、3時間ほど要したかな(おなかすいた・・・)。
けれど、待った甲斐はありまして。
めっちゃ美味しかったです!
続いて2回目は「ケーキ(を焼く)」。
どんなケーキを焼くかは、リュウくん自身が決めて良し。
とのことでしたので、リュウくんは迷うことなく、大好きな
「チョコケーキ」を作りました。
クッキング(療法)は、
リュウくん自身が全て作ることが条件。それには
「材料の買い出し」も含まれています
(うちにあれば買わなくてもいいよ)。
まだ温かいうちに食べたので(待ちきれなかった人 笑)
切ったとき、型崩れしちゃいましたが、めっちゃ美味しかった!
翌日はさらに美味しく感じた気がする(カレーと同じ? 爆)。
パパママさんにもおすそ分けしました。
だからかな、あっという間になくなったのは(どーだろ 笑)。
3回目は「ラザニア」。
ラザニア。
それは過去(数年前)、何度か作ってみたものの、
全て失敗に終わった、
私にとっては”トラウマ的作品”(どんだけ調理苦手な私っ! 爆)。
ゆえに、これもハードル高~い!
私はホワイトソースを作る際、「かき混ぜ」をアシスト。
それから(オーブンを使用する際は、毎度)
オーブンの温度と時間設定をする役。
まさに黒子的!
できたーっ!
母が作った過去の作品よりも、断然美味しかった!
くやしいけれど認めるよ、キミは母より料理上手だーっ!
4回目は「パスタ」。
さすがに「麺から作れ」という指示は受けず(ホッ 笑)。
ソース類は瓶詰めを購入し、材料(具)も少なめ。
なので材料を切る時間もかからずに、すぐできました。
具が見えない(笑)。
けど一応、鶏肉(ささみ)と玉ねぎが入ってます。
ジェノベーゼ+トマトソースのミックス=美味!
5回目は「ケーキ」。
ケーキは2度目なので、今回はプレーンのケーキを焼きました。
↑ここ。
晩ごはんのおかずと一緒に、「(オーブンで)焼く」。
焼き時間も大体同じくらいなので、まさにエコロジカル!?
明くんは友人宅で晩ごはんを食べる、とのことだったので、
初回は3人分。美味しかった!
6回目=最後(今のところ)も「ケーキ」でした。
今度は初心に返って?チョコケーキ、再び!
だけど私の要望で、ケーキ型の代わりに
ガラスの耐熱容器を使ってもらいました。
なのでね、見た目は↑だけど(笑)美味しいことに、変わりなし!
(好んで端っこをもらった故、このような形↑に)
・「材料の買い出しを行う」こと=「必要なモノ(食材)をそろえる」こと。
・スーパーで買い物すること で
→「買い物のしかた」を勉強し、
「かかる金額」を知って、「お金の使いかた」を学習する。
ちなみに我が家では、リュウくんのお金で買い物をしてもらい
(→レシートをもらって)
→その合計金額を、買い物後、リュウくんに払い戻す。
というシステムを採用しました。
リュウくんってば、
「鶏肉(ささみ)がこれだけしか入ってないのに
すごく高くてびっくりした」
なんて言ってましたよ(主婦目線 爆)。
大半のモノの価格は、いまだに上昇中ですからね、
そういうこと↑も含めて
「自分で買い物をすること」にもちゃーんと意味がある!
と思います。
そして「調理」。
・材料を洗って切ること。
→(主に)手を動かす
たとえ一品料理でも、
・「作る手順を考える」
・「人数分の量を計算する」必要があります。
→頭を使う
調理はほとんどしたことがなかったリュウくん。
なので、毎回レシピを検索し、
スマホやタブレットを見ながら作ってました。
材料の切りかたや作る手順、すべて「レシピどおり、忠実に」
行おうとしてました(実際してたと思う)。
だけど、すべて「レシピどおり」行う必要はないと思うし、
「忠実に」守る必要もないと思います。
(でも「最低限の基礎」は守ったうえで、「応用」を効かせてね)
たとえばニンジンを、輪切りにするか、いちょう切りにするか。
なんてどーでもいい(爆)。
ぶっちゃけ、「自分が最も切りやすい切りかた」でいいじゃない。
「大きさを揃える」とか気にしなくていい!
食べれば”一緒”なんだから(出たよ、調理苦手のアバウトさ 爆)。
まぁあえて言うなら、「薄く切る」ことくらい。(←私が唯一?気をつけてること)
そのほうが、火の通りが早いから(時短狙い・・じゃない 爆)。
→「臨機応変」に、「工夫」を凝らして
「柔軟で、最適な対応策」を見出す。
これは余談ですが。
・「包丁で野菜を切る作業」って、
案外「ストレス発散」になるのですよ。
「イライラしたとき、ひたすらキャベツの千切りをします。
これが私のストレス発散法」という、
とある主婦さんの投稿記事を読んだことがあります。
私はキャベツではなくて、
ニンジンの輪切りでよくやってますが
(薄く、薄く!ひたすら切って切りまくる! 笑)。
確かに「ストレス発散」だけでなく、
「集中力を身につける」効果もあると思います。
それから、私も晩ごはんを作らなきゃいけない
=キッチンを使う ので
・「調理に要する時間」を計算する必要もあります。
たとえばケーキを作る場合。
私が「4時からキッチン使う」と言えば、
4時までに、「ケーキ生地をケーキ型に入れて、
あとはオーブンで焼くだけ状態」
にしておかなきゃいけない。
このように、調理にかかる時間を逆算して、
自分がキッチンを使える時間を導き出す。
→これも、頭を使います。
さらに
「キッチンカウンターを片づけておく」
までやってくれてたら
私は(4時に)すぐ晩ごはんの準備に取りかかれるので、
マッチベター!ですよね。
手と頭を使い、心を込めて作ったモノを、美味しくいただく。
なんて幸せなことでしょう!
「食べる」という、人の本能?に関連している
「調理」とは、実に奥深い。
カウンセラーさんが「調理」というお題を出したことにも
大いにうなずけます。
ただね。
リュウくんにとって、この「調理課題」は、
「やれと言われたからやった」に過ぎず。
そこに「作る喜び」とか「楽しい」気持ちはなく。
もちろん、調理に対して「興味」も湧かず。
要するに、リュウくんにとって「調理」は、
「勉強」と同じく、
「やらなきゃいけないこと」
でしかなかったのです。
だからか。
この2週間ほど、調理療法は行っていません。
もしかしたら復活するかもしれないけど。
そのときは、少しでも「楽しみ」を見出せると良いな。
少しでも「興味を持つ」と良いな。
少しでも、「好奇心が湧いたら」良いな。
・・・というのは↑↑↑全部「私の」願望でしかない。
大事なのは、「私」よりも
「リュウくん自身が」
・楽しい!と思えること
・興味を持つこと
・好奇心が湧いたこと
を、見出すこと。
そしてまた、「生きるって楽しい」と、心から思えることが、なによりも大切。
そう思える日が、一日も早く来てほしいです。