(こちらは筑紫口。新幹線乗り場が近いほう)
(来たっ!)
特急「ゆふいんの森」。
私とリュウくんが乗ったのは1世(の車両タイプ)。
このときの目的は、「別府に行くこと」ではなく、「特急列車に乗ること」!
さらに言えば、「(JR九州の特急列車のうち)ゆふいんの森号に乗ること!」が主目的でした。
(カーテン、ランプ、板、テーブル。レトロな内装が、ゴージャス感を醸し出してる)
ゆふいんの森号は、別府行きと由布院行きがあり(どちらも始発は博多駅)、それぞれ列車の型が違うらしい(1世=別府行きと3世=由布院行き)。
私とリュウくんが乗ったゆふいんの森号は別府行き、つまり1世のほう。
「ゆふいんの森号に乗ること」が目的だったので、行き先はどちらでも良かったのですが(爆)、少しでも長く、ゆふいんの森号に乗っていたいなと思ったので、別府行きを選びました。
が!
もし1本前のゆふいんの森号に乗って、終点の由布院まで行き、そして由布院から次のゆふいんの森号(=私たちが乗ったやつ)に乗って、別府まで行ったら・・・?
(ゆふいんの森号)1世と3世、両方乗れるんじゃない!?
由布院から次のゆふいんの森号が来るまで1時間ほどあるし、その間、駅近くをブラブラ散策することもできる!
よぉし、このプランで行こう(わぁい)!
このステキで素晴らしいと自画自賛したウキウキプラン(笑)を思いついたのが、行く日の朝のことで(爆)。
実行できるかどうか分からない時間帯だったけど(爆)、とりあえず博多駅に行き。
→博多駅に着いて、みどりの窓口に行ってみたら、待ち人の列ができていて。
→このとき、ゆふいんの森号の出発、5分前(爆)=間に合わず(笑)。
故に、思いついたステキで素晴らしいウキウキプランが実行されることはなく(泣)。妄想で終わってしまった、幻のプランとなりました・・・(爆)。
それでも!
「ゆふいんの森号に乗る」という念願は、叶えることができたのです!
それだけで、私の心は満たされました。
(この日も朝から快晴で、すでに気温は上昇中。青空が眩しい!)
リュウくんは「(スマホで)ゲームする」とのことだったので、通路側の席に座り。
窓際席に座った私は、車掌から見える風景を、バシャバシャ撮影してました。
これも旅の楽しみの一つですよね!
ゆふいんの森号は、いまだに車内販売を行ってくれている、貴重で希少な特急列車の一つ。
それも、ゆふいんの森号に乗りたかった理由の一つでした。
ただ車内販売は、お姉さんがワゴン等を押しながら来てくれる(=座席にいながら買える)スタイルではなく、飲食物や記念品等の販売車両があり、そこに行って買うしくみ。
私たちが乗ったゆふいんの森号は、1号車と2号車の間に、販売車両がありました。
(お弁当は事前予約が必要です)
で。
車内販売は、10時40分ごろから始まった(オープンした)のですが、それからすぐに行ったのに、すでに長蛇の列ができててビックリ!
しましたが。
ゆふいんの森号の車内販売で、アレとコレだけは、絶対買うんだーっ!(←事前リサーチしていた女 笑)
と決めていた私は、3回目の試み(爆)で、長蛇の列に加わる覚悟を決めました(どんだけ!)。
↑車内販売車両隣にあるラウンジエリア。乗客は自由に利用できます。
私がそこで順番を待っていたとき(=ここまで待ち人が並んでいたんですよ!)、車窓を眺めながらお弁当を食べてる親子と、本格的な一眼レフで風景写真や、車内の様子(人は除く)を撮っていた二人の男子(列車好き?)もいました。
こうして待つこと20分ほど?だったでしょうか。
やっと車内販売の車両にたどり着いた(嬉)!!
ら、そこにはこういうモノ↓が置いてありました。
(初めて乗った記念に♪)
裏面にスタンプを押せる↑(セルフサービス)。実に粋な演出!
私はもちろん(↑持ってるし 笑)、私の前に並んでいた男子(写真撮ってた子とは違う)と、その前に並んでいた若いカップルも、喜び勇んで押してましたよ。
やっぱりこういうのを見ると、つい押したくなる→記念に持ち帰りたくなりますよね?
そしてコチラ↑が、私が買いたかったアレやコレ(笑)です!
写真左奥にあるチョコアイスはリュウくん用、左手前の抹茶アイスと、その横のドリンクは、ホットコーヒーでございます。
もちろんブラックで。そしてもちろん、ワタクシ用に(抹茶アイスもね❤)。
いずれも美味しくいただきました!
ゆふいんの森号の車内販売に行くのであれば、この列車↑だったら、11時30分過ぎてから行くと、それほど待つことなく買えると思います。
というのも、3つめの停車駅である久留米から、次(4つめ)の日田駅に着くまで、40分くらい時間があるのです。
=その間、誰も乗ってこないから、乗客が増えることはない。
&車内販売が始まって1時間くらい経っているので、大方の乗客は買い終えている可能性が高い!
現に私が買い終えた後――日田駅を過ぎてましたが――から、車内販売で「並んで待ってる」人はいませんでした。
ちなみに私が並んだのは、11時25分ごろだったので、もう少しガマンして?行けば、スムーズに買えたかもしれませぬ。
抹茶アイスを食べ、ブラックコーヒーを飲みながら、車窓から見える景色に心奪われ、時折シャッターを押す。
(連なる山が続く)
(おばあちゃんちを思い出させる風景)
博多駅を出発して、2時間+後、由布院駅に到着。
しかし、踏切?かどこかを点検する必要が生じた、ということで、由布院駅を発車したのは、予定よりも20分ほど遅れていました。
(のどかな街並み)
(ゆふいんの森号は、比較的ゆっくり走る。乗客が風景を眺めることができるための配慮か)
(由布院の次の停車駅↑。この次の停車駅が、終点「別府」)
(海?それとも湾?が見えてきた!別府駅が近い証拠)
予定よりも20分ほど遅れて、別府駅に到着しました。
さようなら。そして私の夢(念願)を叶えてくれて、どうもありがとう、ゆふいんの森号!&スタッフのみなさん!
私が抱いていたイメージを損ねることなく、特急列車に乗って、ロマンがある旅を楽しむことができました。
別府駅に着いた私たちは、別府駅構内のイタリアンカフェ的なお店(リュウくんチョイス)で、遅いランチを摂り。
それから帰りの列車に乗るまでの50分ほどまで、ずーっと別府駅構内に並ぶお店を、見て回りました。
先にも書いたように、今回の旅の目的は、「別府に行くこと」ではなく、「JR九州の特急列車に乗ること」。
なので別府市内の観光等は、このとき一切行っていません(爆)!
(別府と言えば「(地獄めぐり)温泉」ですけど、今回は看板を写しただけ)
(駅名の看板?にも温泉のマークがついてる!)
こうして私とリュウくんは、別府「駅」の滞在を、慌ただしく終えたのでした(爆)。
ホント、「駅」にいただけ。
別府まで、一体何しに行ったの(笑)!?(←真の目的=「特急列車に乗ること」を裏付ける行為 爆)
おぉっと、そうこうしているうちに、帰りの列車がやって来ましたよ!
帰りは「ソニック」で!
ここでまさかの・・・
グリーン車じゃなかった、という件に遭遇(爆)
念のために書いておきますが、1両車は一応、グリーン車です。
けど!
正確には1両車「のうち半分」が、グリーン車で(爆)。
私とリュウくんの座席番号は、グリーン車ではなかったのです・・・(乗って気がついた 泣)。
ちょっと悲しくなった私は、車掌さんが通りかかったら、グリーン車の席に変えてもらおうと思いました。
が、リュウくんは「ママがそうしたいなら」と言うし(=「この席でもOk」ってこと)、「スマホ使わない(=ゲームもしない)」から、Wifi使えなくても構わない(グリーン車はWifi使える)ということで、結局終点の博多まで、この席に座ることにしました。
(ちなみに「ゆふいんの森号」にはグリーン車ないけど、Wifi使えました)
実はリュウくん。
ゆふいんの森号に座っていたとき、ひたすらスマホでゲームに興じていたのですが、あのゆっくりめな速度が効いたのか、少々乗物酔いしてしまったらしく。
そのため、帰りの列車では、スマホいじらないと決めてたのですよ。
でも、そのほうが良かったかもしれない。
それとは裏腹に、ソニックは結構揺れを感じた――それも激しく――ので、これでスマホいじってたら、絶対酔ってたと思うから!
「ゆふいんの森号」は、久留米方面を通り、大分・別府まで行きまして、帰りに乗った「ソニック」は、行橋・北九州側から博多へ戻る、ぐるっと円を描くような路線コース。
つまり行きとは違う道を通って(経由して)、帰る方法を選びました。
こうすることで、2種類の特急列車に乗ることができた!
=「JR九州の特急列車に乗りたい!」という、私の願いを叶えることが可能!というわけ(爆)。
軽快に飛ばしていた「ソニック」は、大分県を通過して、北九州の方面へ到着。
確か小倉駅からだったと思いますが、そこからは、逆走する形になるので、座席を回転させます(セルフサービスで)。
ちょうど私とリュウくんが座っていた後ろ(回転させたら前になる)の席から、1人掛けのシートだったので、通路側に座っていたリュウくんは、足を思いっきり伸ばして座ることができて、快適な様子でした。
北九州に着いたあたりから、ポツポツ雨が降りましたが、すぐ止み。
そして同時に、別府を出発してしばらくの間は、行き同じく、車窓からは、のどかな風景が続いていましたが、小倉に着いてから、しばらくの間(北九州市内)見えた景色は、建ち並ぶ工場や競輪場、高速道路等。
実は、北九州生まれの私(生後間もなく福岡市に移ったので、育った記憶はありませぬが)は、これら、産業色が強い景色を見たとき、ちょっぴりですが、なぜか懐かしく思いました。
もちろん、産業色が強い景色ばかり見えたわけではないですよ。
山、緑、青空、水(湾か海)。
そういう自然の中に建つ、昔ながらの日本家屋や、近代的なつくりのおうち、そして学校が見えた。
かと思えば、ところどころにチラチラ見える、大小(規模)の鳥居に、「あぁ今、私は日本にいるんだなぁ」と実感することができました。
リュウくん、「特急列車に乗る!」という、おそらく母だけがワクワクしていた(爆)夢の実現プランにつき合ってくれて、どうもありがとう!
というわけで。
博多から、ゆふいんの森号に乗って、別府「駅」へ行き、そこからソニックで、行きとは違うルートを通って博多へ戻る。
まるで「アリバイ崩し証明旅行」のような(笑)己の夢を実現させた「旅プラン」!?(と言えるのか 笑)は、これで終わりです!
どこかの場所を訪れる「旅」もあれば、「列車に乗ること」自体が心満たされる旅になることもある。
このときの別府行きは、後者の好例です。(←私にとっては)
以上、現場からワタクシ、母りよこ警部とリュウ刑事(十津川警部と「カメさん」こと亀井刑事を真似てみた)コンビがお届けしました(爆)!
次回に続く!