2023年の山の日に。 | 顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

2017年に顔面神経麻痺(重度)を発症。後遺症を抱えながらもゆるーく不定期更新中(*ˊ꒳ˋ*)「自分だけじゃない」そんな風に思ってもらえたらと同じ悩みの人との輪を繋いでいます。
*T大病院でボトックス。再建手術は未定
*LINEで交流してます

今日は山の日。


細々と続く

冒険の日々です。


昨年は岩手、青森の旅でしたが

2023年の今年は長野へ。


白樺湖〜車山高原〜八島湿原〜鷲ヶ峰

〜霧ヶ峰〜諏訪湖


4日間の山旅から帰ってきました。


終始こんな素敵な山道が続きます。



八島湿原は夏のお花畑。



いつものことですが

相変わらずしっくりくるのは

ぼっち旅。


『一人で行って怖くないの?

寂しくないの?大丈夫??』


良く聞かれます。


が。


木々や鳥、動物、虫など

自然界の


「オトモダチ」


常に囲まれて

包まれているから


一人でも

寂しさを感じることは

ありません。


「怖さ」に関しては、


自分の小ささと

自然界の厳しさを

正しく知って


正しく対処することで

「減らすことができる」

と思っています。


冷静に見積もって

一人で行くには

実力的に不足していたり

不安がある時、


多彩な拡がりを得たい時。


そんな時は


ガイドの方の力を借りて。



山岳ガイドのプロという存在は、


単独では味わえないような

自分だけでは思いつかないような


豊かな景色が広がる世界に

安全に連れて行ってくれます。


それはそれで私の

自然界との関わり方の一つであり


両方大切です。


この日、虹彩が出ていました。


空と太陽と大地と私。

境の無い世界。


そんな中での時間は

私にとっては

何ものにも変え難い

最高の贅沢です。


今回の山旅は、


一泊を山小舎での

贅沢お泊まりに。


鷲が峰ひゅって


一日2組限定の

オーベルジュスタイル。


心地の良い空間と

新鮮で良質な素材を活かした

本格的フレンチによる


とても丁寧で

心のこもったおもてなし。


内緒にしておきたい

けれど

大切な人におすすめしたい


素晴らしいヒュッテです。


私もここのことを

とても大切な人に

教えてもらったから


これを読んでくれている

とても大切なあなたに

ぜひ知ってもらいたくなりました。



一瞬ジブリの世界に迷い込んだかと思いました。





趣味の良い調度品とシックなシャンソン流れる室内。

薪ストーブが好きです。


趣きのあるランプとからくりオブジェ。


大きな窓から穂高の山々が見渡せる

貸切風呂でゆったりと寛いだ後は

お待ちかねのディナー。

今夜のメニューに心躍ります。
食器は趣味の良いノリタケで
揃えられています。

館内にはオールドノリタケも
飾られています。


前菜の美しさにウットリ。

山荘でエスカルゴをいただけるとは…


キリッと冷えたフランスワインが合いすぎて。。


メインはビーフシチュー。

その全てが調和。幸せな一皿。


デセールの前に

フロマージュとワインをいただいて

お腹いっぱいで幸せな食後


壁一面の本棚から

好きな本を選んで

夜がふけるまで

ゆっくりと読んで

過ごしました。


その後は

ふかふかのお布団に潜り込んで

日が登るまでぐっすり。


起床後、シャワーを浴びたら

八島湿原を散策。

日が登りきる前の時間帯。


立ち込める朝霧がとても幻想的。





朝露で植物たちがキラキラと輝いていました。



7:30朝食。


焼きたてのパンと

ハロッズno.14の紅茶の

豊かな香りに包まれて。


朝食後は

「鷲ヶ峰」をゆるゆると登り

山頂付近で小一時間ほど

ボーっとして過ごします。


タッチ&ゴーではなく、

ストップ・ステイ&ゴー。


滞在して

自然の中に身を浸す。


私なりの贅沢スタイルです。



その後は山頂から

ゆっくりと降りてきて


前日予約しておいた

鷲が峰ひゅって名物の

チキンカレーをいただきます。


これもまたお目当ての一つ。


信じられないくらい

美味し過ぎるカレーは


一瞬で完食されてしまったらしく

気付いたらお皿がピカピカに。。


感動したのはお米の味と炊き加減。


ディナーでもいただいたのですが、

こちらのライスはそれだけで

立派な一品で逸品。


サイトより転載しますね。


長野県産コシヒカリのはざ掛け米(刈り取った稲を逆さにして天日乾燥させたもの)の玄米を毎回精米して炊いています


まさか精米したての「はざ掛け米」を

食べられるとは。


おまけに天然のお水で炊いているから

ライスだけで主役級のご馳走です。


ぜひ一度味わって欲しい…。



さて、名残り惜しくも

鷲が峰ひゅってを後に


次の目的地

霧ヶ峰高原へ向かいます。


この日から3日間は質素に

森の中で野営です。


今回はこちらにお邪魔しました。


Suwa.c.site


幸せなことにサイト内

完ソロ貸切り状態の贅沢使い。


木にハンモックを吊るして

タープを張って

ちんまりと火を焚く。


薪はその辺に落ちた

枯れ木、枯れ枝が少しあれば

それで十分です。


バックパックに収まる範囲の

食材を工夫しながら

火を使って簡単な調理。


焚き火のそばで

ゆっくりとお酒を嗜む。


何もない

だからこそ

全てがある


そんな自由な時間には


ボーっとしたり

ハンモックに揺られたり

絵を描いたり

木削りしたり。


下界では猛暑が続く中、


ここでの気温は

標高1600メートルだからか

とても涼しくて快適でした。


むしろ

夜はダウンが必要なくらい。


夜中は雨が降り

風もかなり強く吹きましたが

タープをペグダウンして

セミクローズして

すやすやと安眠しました。


ハンモック、よく寝れます。

開放感があってテント泊より好みです。


最近、野営、焚き火が

本当に楽しくて。


寝床兼イスのハンモック。

DDタープ社のを使っています。


下に置いているのが私の相棒のバックパック。


荷物の重量は食料と水込みで約17キロ。


徒歩ソロ山キャンは体力勝負。


「重さも浪漫」です。たぶん。きっと。。




蚊帳を張って寝っころがるとこんな感じ。


水だけで作れる海鮮チヂミを焼きました。

ご当地ビール諏訪浪漫に合うのです。


鮎の炊き込みご飯。

炊飯も焚き火だとあっという間です。


左 カニのクリームパスタ。


右 グリルしたコンビーフと 


行きのコンビニで調達したおやつ

じゃがりことミーノで作った

そら豆入りのマッシュポテト。


赤ワインを添えて。


ありあまる自由時間こそが創作の源。


地味で小さな焚き火が好きだと気付きました。



いつか。


焚き火を囲んだ

お話会を、なんて

本気で考えたりしています。


やりたい方、いたらぜひ。



冒険、

やっぱり楽しいです。


人目も気にすることなく

自分のペースでゆったりと過ごす。


本当におすすめです。



今年も素敵な山旅でした。


自然は本当にありがたい。


「今日からまた頑張ろう」


目には見えないお土産に

そんな元気を沢山貰って。



目に見えるお土産は

定番「雷鳥の里」


私の大好きおやつ。


今度のお話会に持っていきますので

一緒に食べましょうね♪

本物の雷鳥に逢うのが私の夢のひとつ。

足がね、太くて可愛いの。



第三回のお話会は

8/19(土)17時半から。


こちらはまだ募集しています。

よかったらぜひニコニコ