予後予測と患者道② | 顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

2017年に顔面神経麻痺(重度)を発症。後遺症を抱えながらもゆるーく不定期更新中(*ˊ꒳ˋ*)「自分だけじゃない」そんな風に思ってもらえたらと同じ悩みの人との輪を繋いでいます。
*T大病院でボトックス。再建手術は未定
*LINEで交流してます

「予後予測と患者道①」の続きです。

 

続き、なのですがこちらは別に全公開しても

無害な内容になったのでアメ限は外しました。

 

①は別に読まなくて大丈夫ですが

気になる方は申請していただければと思います。

 

私のアメ限は「読みたくもない記事のウッカリ読み」を防止するための

皆様のための安全柵のようなものなのです。


乗り越えんとす猛者は心から歓迎いたすウインク

 


…では続きを。

 

顔面神経麻痺は大きな個人差がある病気。

 

「●●点だから重症で予後が悪い」

 

発症したばかりで数値を告げられた時は

そこにだけフォーカスしてしまって

予後予測に絶望しがちですが

データはあくまでも平均値というだけ。

 

これはブログを始めた時にも同じようなことを

自分を鼓舞するために、

ちょっと(だいぶ)虚勢を張って

書いたのですが、でも実際にそうでした。

 

(私はね。治癒しないほうデータのほうに

すっぽり入っちゃったんだけども…ショボーン

 

だって、現実問題、重症だった人でも

しっかり治癒している人はいるんですよ。

 

みなさんからご協力いただいた経験談を読んでも

それは感じていることです。

 

割合としては前回のアメ限の記事内で

挙げた治癒のデータと

みなさんから集まった経験談は

かなり近い気すらしています。

 

なので、まだ起きてもいないことを先回りして

絶望する必要はないということです。

 

これは患者のメンタル維持には

大きなことだと思うのです。

 

だって「病は気から」ですよ?

 

もう既に散々な病気を得ているのに

その上メンタル方向からがっつりと削られていったら

治るものも治りにくくなるどころか

メンタル系など別の病も得かねません。

シャレにもなりません。

 

予後予測というのは先のことを

今あるデータから予測するものですが

未来がどうなるのかなんて

その時になってからでないと

わからないわけで。

 

良い方にならまだしも、

悪い方に考えたところで

いい事は一つもないのは

経験則。

 

もちろん、考えちゃいますよ?


マイナス思考は蜜の味。

やめられない止まらない。


特に最悪のケースをあれこれ考え

あの時ああすれば、こうすれば…と

先への不安と過去への後悔を

セットにしてガッチリ抱えこんでしまう。


少なくとも自分はそういうタイプ。

今はだいぶ変わってきましたが。


厳しい現実を示すデータがあったとしても

視点を切り替えてみると

明るいデータの存在も

見つけ出すことができるわけです。

 

自分はどうありたいか。

どっちにフォーカスしたいか。


そう考えると、過去や未来のことで思い煩う時間は

なるべく短く切り上げるようにして

今現在できることに注力していくのが

私が考える清く正しき「患者道」かなと。


いつだって今が一番新しい瞬間ですから

「患者道とは今に生きることと見つけたり」

なのです。

 

この考えは顔面神経麻痺の自分が

引き続き後遺症と暮していくにあたって

使っていきたいマインドであり、

将来何か別の病気にかかった時にも

応用する所存です。



3ヶ月越しで書きたかったことを

ようやくアップできてスッキリ〜ニコニコ