夏の終わりの満月◯と出生前記憶 | 顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

2017年に顔面神経麻痺(重度)を発症。後遺症を抱えながらもゆるーく不定期更新中(*ˊ꒳ˋ*)「自分だけじゃない」そんな風に思ってもらえたらと同じ悩みの人との輪を繋いでいます。
*T大病院でボトックス。再建手術は未定
*LINEで交流してます

うちの地域では、夏休みは今日でおしまい。

 

今年も24時間テレビを観ながら

 

いざこうして終わりの日を迎えると

 

1ヶ月なんて案外あっという間でした。

 

なんだかちょっぴり寂しい気もします…

 

 

な〜んてことは当然なく!!

 

「夏休み、爆発シロムキー

 

って毎日思ってましたです。はい。

 

 

もう感情に蓋はいたしません。

 

私。失敗しないんでグラサン

 

 

 

さて今日は子どもの話です。

 

我が息子は生まれた時から

エネルギー大放射

自己主張の塊のような赤子で

 

寝ない、ギャン泣き、食べないの

いわゆるものすごく手がかかるタイプの子。

 

睡眠や食事もままならず、

外出外食お洒落な育児なんてもっての他。

 

元々母性が人より少なめな私。

もう120%育児ノイローゼでしたゲロー

 

だから、今育児が辛い人の気持ちは

痛いほどわかるし、

 

加えてワンオペ育児なんかしてるママがいたら、

ギャン泣きっ子でも大丈夫よー、

おばちゃんが見ててあげるから

ちょっとの時間でも熟睡しなさいね?

って言って駆けつけてあげたい気分です。

 

慢性的な睡眠不足はどんな人をも荒廃させます。

 

出産・育児で顔面神経麻痺になってしまう人が

いるのも無理なからぬことかと思います。

 

確かにそのくらいの負荷がかかってます。

 

今はもう成長して

そういう物理的な手はかからなくなったけど、

本質自体は変わらないので

四六時中一緒にいると、思いっきり疲れます。

 

かわいいとか愛しいとか

そんな感情はそっちのけで、疲れます。

 

エネルギーがありすぎますのん…ショボーン

 

自分を持っていることは、

喜ばしいことではありますが

嫌なことは嫌だと全身全霊でぶつけてきます。

 

「親に悪いから言えない…自分を出せない…」

 

なんていう健気さは皆無です。

 

毎度バトルロワイヤルも辞さない構えです。

 

裏表なし、表のみで直球勝負!という性格は

彼の最大の良いところでもあり、

親としてはもんのすごい強敵。

 

鍛えられざるを得ません。

 

次から次へと出てくる

私の現実世界の悩みの大半は

我が子に紐付いています。

 

実を言うと、今回の顔面神経麻痺にも

表面的な原因として

しっかり関わってくれています。

 

表面的なね。見かけの上での。

 

根本的な問題はすべて

自分の中だっていうことは

もうわかってる。

 

全部、自分の内側の世界だってこと。

 

でも、まぁ表向きにはそんな感じで。

 

子がいることで「救われる」こともあり

その状況には感謝せねばなりませんが、

 

同時に「掬われる」(足元を)こともままあり

 

私にとっての子育てとは

天国と地獄をタッチアンドゴーな毎日です。

 

これがリアルなので、

たまには別世界へのトリップでもしないことには

精神が持ちませんキョロキョロ

 

 

 

 

そんなうちの息子には、

生まれてくる前の記憶があります。

 

最近は珍しくも特別なことでもない出生前記憶。

 

けっこうよく聞く話。

 

なのですが、

さっき突然ふと思い出が蘇ってきて

今夜のうちに書き残しておきたくなりました。

 

なんか無性にね。。

 

今日がちょうど満月だから?関係ある?

 

満月なら何かお願いごととかした方がいい?

 

じゃ。折角だから。

 

みんな早くよくなりますようにお願い なにとぞ。

 

ちなみに今回は「魚座の満月」だそうですようお座

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、彼が2歳〜3歳の時に

実際に話していたことの要約です。

 

かわいらしい赤ちゃん言葉をすっ飛ばして

喋り出すタイプの子だったので、

ある日何気なく聞いてみたら

 

「えー。」とかなんとか言いながらも

話してくれました。

 

 

 

空の上には生まれたいと思っている子が

たくさん集まるところがあって

 

パネルのようなものを見て

どのお母さんのもとに生まれたいかを探してる。

 

みんな、かわいいからーとか

やさしそうだからとかいいながら選んでる。

 

こつちからはすごく良く見えてる。

 

見つかったら神様に聞いて

いいよと言われたら

よーいどん!の合図でお母さんの元へ。

 

同じお母さんがいいという場合は競争で

最初にたどり着いた子が生まれられるそう。

 

ぼくは競争して1着だったんだよ。(自慢げ)

 

お母さんを選んでても行かれない子もいて

そういう子は空からお母さんをずっと応援している。

 

お腹の中はピンク色であったかいけど

狭くてどんどん窮屈になって嫌だった。

 

外の声はみんな聞こえてた。

 

生まれていいよっていう合図が聞こえたから

お腹を一生懸命蹴った。

 

(予定日ちょうどに破水からのスタートでした)

 

狭い道をぐるぐる回りながら進んだけど

なかなか出られなくて

すごく苦しかったけど、がんばった。

 

光がきたと思ったら

ツルッ、スポンと外に出られた。

 

眩しくて寒くて、

お母さんから離れたのが嫌で泣いた。

 

それなのに別のところに連れて行かれて

もっと嫌だったから泣いた。

 

(新生児室で他の子は天使のような寝顔なのに

不満げなおっさんのような顔でなく我が子;)

 

でもその後お母さんに会えたからうれしかった。

 

 

文章にするため意訳していますが

かいつまんで書くとこんな感じです。

 

今もだけど、まぁよく喋る子でした。

 

あの頃は赤ちゃん絵本ばかりで

その手のお話などは当然

読み聞かせていなかったので、

はじめはちょっと面食らいましたが

 

「みんなはじめは覚えているけど

時期が来ると忘れることが多いらしい」

ということは私も知ってはいたので

聞いてもそんなには驚かなかったです。

 

ほーなるほどなーと思って聞いてました。

 

ちなみに息子は11歳になった今も

だんだん薄くはなっているそうですが

まだ覚えているそうです。

 

そして、あの時も今も

繰り返し私にいう言葉。

 

「ぼくはお母さんに笑わせるために生まれてきたんだよ」

 

毎回、寸分たりともブレずにそう言い切ります。

 

目的も親もはっきりと自分で選んで

生まれてきているそうです。

 

そ、そうなのか…笑うどころか

怒ってばかりで、なんか申し訳ないショボーン

 

最近になってまたそんなことを言うものだから、

思わず

 

「顔面神経麻痺だから

うまく笑えなくなっちゃったけどね?」

 

そう言うと

 

「そういうことじゃない」

 

とちょっと怒ったような顔をして言います。

 

そして、なんの脈絡もない男子ギャグで

無理くり笑いを取ってきます。

 

そのどうしようもなさに

思わず笑ってしまうと

 

「ほらねチュー

 

と満足そうに笑います。

 

不本意ながら私も

釣られて笑ってしまいます。

 

そのように顔を大きく歪めた結果、

病的共同運動は不可避で

目もギュってちっちゃくなってます。。

 

顔面神経麻痺界では最大のタブーである

粗大な動きをしまくりです

後遺症…。ま、しょうがないかキョロキョロ

 

尚、私の回復状況確認には

息子チェッカーが一番精度が高いです。

 

ここは良くなった、とかここはまだダメとか

実に正直です。

非常に客観性に富んだ信頼できるデータです。

 

夫チェッカーは半年経過後から

「もう治った」しか表示されなくなりました。

 

 

ちなみにね。

うちの場合は、ですよ?

 

「お父さんは誰でもよかったよ。

だれがお父さんでもぼくはぼくでお母さんのところに生まれるから。」

 

ってアッサリ言ってのけます。

 

…そんな殺生な。

そして、それってちょっとしたストーカー?

怖いわ滝汗

 

それを聞いた夫は当然

しょぼーんショボーンとしていましたが、

私から見ていて二人は仲の良い戦友のような関係です。

 

相当な息子LOVEで、よき協力者です。

昨日も二人でサバゲーに行ってました。

 

母親である私とは全然違った視点で子どものことを考えているようです。

 

(しょっちゅう怒って親子大戦争繰り広げていて

当然私も巻き込まれちゃうから

確実に私のストレスに繋がっていくのだけどアセアセ

 

※人の争いや怒りの感情がすごく苦手なのです)

 

 

そんなこんなで息子の出生前記憶。

 

よくよく考えれば

私自身のテーマにも合致しているんですよね。

 

「現実は自分が起こしている」

 

と考えると、

この子が私のところにやってくることも

私が設定したということにもなるのかしら?

 

時間軸がない向こうの世界では

別におかしなことではない??

 

うーん。深い。

 

でも…できたら、「お母さんを笑わせる」の前に

「あんまり困らせないで」の文言を

追加しておいてくれてたら嬉しかった。

 

もしや、そこからも学んだ上で笑えってことか?

 

が、がんばるよ。

新学期始まる明日からは

笑う余裕も出てくると思うんだキョロキョロ

 

そんなこんなで、

今日でおしまいな人も

まだあと少しある人も

 

夏休み本当にお疲れ様でした!

 

 

 

 

そして。新学期といえば、

もし、これを読んでいる人の中に

 

新学期の学校に

「死ぬほど」行きたくない人がいたら。

 

行かなくたっていいから。

 

大丈夫。

 

学校になんていかなくても

きみの道はちゃんと続いているから。

 

味方はここにもいるからね。

 

 

 

だいじょうぶ。