私は30年以上苦しみ続けた糖質依存から、やっと抜けることができた。

 

そのポイントは

1.毎日2回お米を食べる

2.毎日2回プロテインを飲む

3.ストレスを減らす

 

この3つを同時にやったこと。

 

 

そのうちの

3.ストレスを減らす

については、主に次の2つの影響が大きかった。

 

・Wワークをやめた

・自分イジメをやめた

 

そして前回の記事はこちら

「自分イジメをやめる1」

 

今回は

・自分イジメをやめた

の続き。

 

 

「愛着障害」というものを知った衝撃は大きかった。

 

『回避性愛着障害 絆が希薄な人たち』を読んで、私はコレだったんだ!!と長年解けなかった問題の答えを手に入れた思いがした。

 

・親密な信頼関係や、それに伴う持続的な責任を避ける

・基本的に一人で何かする方が楽しめる

・懐かしいという感情を抱くことが少ない

 

などなど、書かれていることが本当によく当てはまっていた。

 

うわー、正にこれじゃん!

こんなカテゴリーがあったのね。

 

占いとか性格診断とか大好きでいろいろやってきたけど、これが一番よく言い表していると思った。

 

答えをもらってスッキリ!した気持ち。

 

ちなみに「〇〇障害」とあるけれど、数十年社会生活というものを表向きには問題なく送れてきているから、障害までいかないけれどそういう傾向が強いということね。

 

ここで愛着障害をザックリ説明すると、人に対する安心感や信頼感が人との絆をつくるのだけれど、愛着が安定している人は人間関係がうまくいくし、不安定な人はその逆になるというもの。

 

つまり人間関係のうまくいかなさ、生きづらさの根底に不安定な愛着がある。

 

愛着は幼少期に母親やそれに代わる人から、十分な愛情とスキンシップを与えられることで安定の基盤がつくられる。

 

そして不安定な愛着にはいくつかタイプがあって、

・周囲の顔色に敏感で人に過剰に気を使ったりする不安型

・反対にわれ関せずで対人関係に冷めた態度をとったりする回避型

・両方が混じる恐れ・回避型

があるらしい。

 

私は完全に回避型だなー。

学校とか職場とか、その環境の中で親しくしても、その関係がプライベートにまで続くことはない。

 

環境が変われば人との関係も終わり。

「寂しい」という感覚が薄いしね。極薄。

 

みんな「孤独死」をすごく嫌がるでしょ。

社会問題みたいな扱いだし。

 

よく分からん。

なぜ一人で死んだらダメなの?

 

虫が湧くとか物理的な問題は別として、孤独=悪みたいな扱いが謎。

寂しいって悪?

孤独が基本でしょ。

 

 

まあまあ愛着に話を戻して・・

 

人に対する安心感や信頼感というのは、他者に対してだけでなく自分に対しても同じだよね。

 

相手にも自分にも「大丈夫だ」と思える心、それが大事。

 

『回避性愛着障害』の著者である岡田尊司さんは精神科のお医者さんで、愛着に関する本をたくさん出していらっしゃる。

 

人間関係を改善させるために、つまり生きづらさを解消していくために「愛着」という切り口でアプローチするといいですよ、とのこと。

 

 

「寂しいって何?はあ?」

みたいなスタイルだと、なかなか周りには馴染めないのね。

 

孤独はともかく、孤立は社会の中でうまくいかない。

孤立しないために周りの「寂しいは嫌」に合わせると、超疲れる。

 

本当に疲れるのよ。

面倒くさいし。

 

まあ人間関係なんて面倒くさいものだとは言うけれど。

 

 

それで人間関係や生きづらさというものを改善させるために、不安定な愛着を安定させていくことがポイントらしい。

 

そこで岡田尊司さんの著書の中にあったのが「安全基地」というもの。

 

これは心の中の「大丈夫だ」と思える核みたいなものだと理解している。

安心安全で落ち着けるところ。

 

愛着が安定している人はチャレンジすることを恐れないらしいのだけど、それは「大丈夫だ」という安全基地が機能しているから。

 

未知への不安に対しても、チャレンジが失敗に終わる恐れに対しても、大丈夫。

 

いいよね。「大丈夫」と思えるって。

自分のことも相手のことも信頼できるっていい。

 

 

本当の、というか実際の愛着アプローチのカウンセリングは単純なものではないみたい。

 

安全基地をつくるといっても簡単なものではないみたいだしね。

 

まずはサポートするカウンセラーに知識と経験とセンスが必要で、信頼関係を結びたい相手、大抵はパートナーとか親とかだよね、その人の協力も要る。

 

 

私は心の中に安全基地をつくった。

そのことで自分イジメを卒業できた。

 

 

ただし、正式な安全基地ではないかもしれない。

精神科のお医者さんとか臨床心理士の方に言わせればね。

だから安全基地もどき。

 

でも正式かどうかなんて関係ないでしょ?

実際に自分イジメをストップできたのだから。

 

そしてこの安全基地もどき、安全基地をつくろうとしたわけではないの。

結果として「あ、これ安全基地だ。」と思った。

 

きっかけはダイエットのカウンセリング。

アドバイザーの方から食事とメンタルの両方を整えないとダイエットはうまくいかないですよ、と言われて。

 

それでメンタルの整え方を教えてもらったのだけど、うまく取り組めなくて。

独自にやり方をアレンジしたら功を奏した。

 

 

この続きは次回詳しくお伝えしますね。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

 

※参考書籍『回避性愛着障害 絆が希薄な人たち』岡田尊司著 光文社新書