きょう放送の
「こども手話ウイークリー」は
「お昼の手話ニュース」でご一緒している
身振り、手振り体の向き
服装
姿勢
うなずく アイコンタクト
マスクで顔のほとんどが隠れてしまう
マスクについて
考えます
午後５時５０分から
放送です
(手話＝こちらは井上(さん)です)
小野寺善子キャスター
そして
「こども手話ウイークリー」の
工藤咲子キャスターと
収録後の休憩時間に撮影していただきました
そこで、きょうは・・・
お二人をはじめ
手話ニュースの現場の皆様から学んだ
コミュニケーションの扉のカギ
アイコンタクト
について綴らせてください
「どうしたら緊張せず話せますか？」
というご質問を
よくいただきます。
「人前で話すこと」に
苦手意識を持っていらっしゃる方が
多いようです
ここで
立ち止って
考えたいことがあります
「話す」って、
どんな行為でしょうか？
コミュニケーションを
構成しているのは
何でしょうか？
身振り、手振り体の向き服装姿勢うなずく そして
アイコンタクトことばや声だけで
成り立っているわけじゃない
ですよね。
中でも
コミュニケーションの扉を開いて
「伝える」ために
アイコンタクトは
重要な役割を果たしていると思います。
伝えたいことの内容も
もちろん大切ですが、
それをしっかり届けるための
第一歩は
相手と自分の扉を開くこと
アイコンタクトは
コミュニケーションの扉を開く
重要なカギです
わたしは
「伝える」＝「愛の共有」
だと思っています。
伝えることは
愛ある共有活動なのです。
だからこそ
大切なのは
熱量（エネルギー）。
目でこちらの熱量を送り
目で相手のエネルギーを受け取る。
「目は口ほどにものを言う」
という表現があるくらい、
私たちは目で
何かを伝えたり
訴えたりすることもできます。
私は
簡単な手話を少し知っている程度で
手話は ほとんどわかりません。
だけど、時々
言葉がなくても
手話がなくても
目だけで通じ合うことがある
のです。
手話は
手だけでなく
口 目 眉 顔の角度などで伝える
言語です。
中でも
口の動きで
意味をつかんだり伝えたりするのは
「口話」と呼ばれ、
耳が聞こえない、聞こえづらい方にとって
口元の動きは
とても重要なのです。
だから
マスクで顔のほとんどが隠れてしまう
新しい日常の中で
目の果たす役割は
これまで以上に
大きくなっているのです。
それは
私たち全員に
共通していること
だと思います。
マスク顔が日常、
だからこそ
目に愛を込めて
コミュニケーション
手話ニュースに携わるようになり
キャスターさんやスタッフさんの姿勢から
あらためて学ばせていただいた
コミュニケーションの原点です。
四六時中、意識することは
難しいかもしれませんが、
ほんの少し
そのことに思いを寄せるだけで
何かが変わると思います
第一学院高校さんで実施した
オンライン講座、
記者トレの
公式Facebookで
紹介されていました。
人前で話す際に緊張する！という
お悩みをよくお聴きするので
私なりの もうひとつの考え方を
シェアさせていただきました。
今日も
最後まで読んでくださって
ありがとうございます
今日午後５時５０分から
Eテレ こども手話ウイークリー
ご覧いただけたら嬉しいです