以前、記事に書いた、身近な人たちを写したデジタルアルバム、これは、こちびまんじゅうを生んで、大学病院で初めての母の日を迎えた私に旦那がプレゼントしてくれたものでした。
旦那は、こちびボーイ(最初の子は男の子だったので)が亡くなった後も、母の日には、お母さんだからとプレゼントしてくれるときがありました。
そして、せん妄の時には、私のストレスや孤独感を和らげようと、病気になる前、普段の生活で私がよく目にしていたもの、聞いていたもの、好きなものなどを集めてくれて、家で送っていた生活になるべく近づけるような工夫をしてくれていました。
母も協力してくれたようで、以前私が作ってプレゼントしたパッチワークの作品をコルクボードに飾ってくれたり、旦那は応援していたサッカーチームのユニフォームなどを病室に持ってきてくれていました。
そして、CDプレーヤーを買ってきてくれて、夫婦で大好きで毎日のように聞いていて、ライブにも行っていたB'zの曲を流してくれていました。
苦しいときは、歌詞を噛み締めるように聞いて、頑張ろうと思っていました。
目は見えるようになったけれど、リモコンを操作できなかった私は、リハビリ病院でも同じく最初はずっと音楽を聞いていました。
介護士さんや看護師さんたちも、
「あ、B'zだ
俺もこのアルバム持ってるよ。」

とか、
「あー、ちびまんじゅうさんの部屋に来るとB'z聞けるからいいわ」
と言ってくれたりしました。
ある日、足のリハビリが始まり、リハビリの先生(足のリハビリの先生は、ツンデレ美人と呼ぶことにします
)がベッド上で私の足をマッサージしたり動かしたりしているとき、

んギャー~ー





CDプレーヤーからB'zのMONSTERという曲が始まりました

ツンデレ美人さんは
「えっ
ええっ
(しばらく困惑)



ちびまんじゅうさんて、こういう人
なんかイメージと違うんだけど…大人しそうな感じがしてたんだけど…」

まだリハビリが始まったばかりで、基本人見知りの私は、あまり話せていなかったけれど、これがきっかけでツンデレ美人さんといろいろと話せるようになりました
