2018年10月13日(土)に行います第25回五條園美リサイタル、
演目のご紹介その4、「夜の部」の2曲目と3曲目です。
演目・演者等は過去のブログをご覧ください
https://ameblo.jp/gojousonomi/entry-12400759827.html

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地唄 「残月」(ざんげつ)

初演:「第8回リサイタル」
平成2年(1990年)11月15日 名古屋市芸術創造センター
作曲 峰崎勾当

残月信女という女性の法名から取った題名で、
可愛がって親しくしていた妹妓への
追善の気持ちをあらわしたものです。
平成12年第16回リサイタルでは、
園美が亡父を偲んで再演しました

 

 

▲「第8回五條園美リサイタル」より

 

 

 

▲「第16回五條園美リサイタル」より


創作 「連枷の音」 (からさおのおと)

創作 「連枷の音」 (からさおのおと)
初演:「五條流創作舞踊研究会」
平成7年(1995年)6月3日 東京・国立劇場
音楽構成 塚本 巌

フランス文学「ペスト」(アルベルト・カミュ著)から
題材を得た作品です。
幸せに嫁ぐその日、娘に突然降りかかった不条理な禍い…
町の上空ではある時はひっそりと、又ある時は激しく、
丁度連枷の音のように、ペストが唸り声をあげています。
町は閉鎖され、娘は健気にも戦おうとしますが、
いつか絶望の底へと沈んでゆき、
ありし日の楽しい思い出の中に身を委ねて……。
連枷とは殻竿とも書き、棒の先に自由に回転する短い打ち棒をつけ、
イネやムギの穂を打つ竿のことです。

 

 
 

▲「五條流創作舞踊研究会」より

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次で最後になります。

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第25回五條園美リサイタル
2018年10月13日(土)二回公演【昼の部】13:00~ 【夕の部】16:30~
名古屋能楽堂
全自由席 各部5000円・昼夕通し8000円
チケットお取り扱い・お問合せ
五條流園美の会事務所 052-881-6684
(公財)名古屋市文化振興事業団チケットガイド 052-249-9387
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