朝礼ネタ #460 バカをマジで分析する | 「デキる上司の朝礼ネタ」

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最新型上司の思考術

バカな部下にどう接すればいいか?
まったく分からないという上司がけっこういるようだ。


何も知らないバカな部下を目の前にすると、
つい正解を教えてやりたくなるのが人情ってやつだが、

正解を教えてやったところで、
部下が100%理解し、優秀な部下になるかどうかはまったく別の話。

部下がバカであればあるほど、部下が感じ取る印象は、
上司のドヤ顔や、怒り、正解を教えてやっているぞという自己満足感、優越感・・・
といったマイナスの部分。

部下には何も大切なことは伝わっていないと思ったほうがいい。


バカな部下に不足しているのは、
「知識や情報」ではなく「考える習慣」。

バかとは何か?
それは、「思考力=考える力の欠如」だと思った方がいい。


バカにはモノを教えるのではなく、
とにかく「考えさせること」。毎日いつも考えさせること。

日常の簡単なことからでいいので、
質問形式にして問いかけてやる習慣をつけていくしかない。


「今日が締め切りだぞ!」ではなく、
「締め切りはいつだっけ?」

「おまえ、これ忘れてるぞ!」ではなく、
「何か忘れてないか?」

「お客さんにきちんと挨拶をしなさい!」ではなく、
「大事なお客さんには何をする?」


いつも脳を働かせ、考えさせることで、
自分のやるべき行動を自分で判断できるようになる。

赤ん坊を育てるような気持ちで気長にやっていくことが
結局のところ、一番近道かもしれない。



【今日の問いかけ】

教えてやりたいことをすぐに教えずに、
教えてやりたいことを部下に考えさせる質問にしてみる




教えるな、考えさせよ。