ウィルス・・・ちょっと珍しいと思う | 窓な記録

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非常に書きやすいブログ。Windowsの障害調査のためイベントログやSTOPエラー(ブルーバック)のダンプ簡易解析など参考になることを記録しておく。但し、間違いに気がついた時点で訂正する場合もある。

最近のPCはリカバリー領域があり、メーカーによって異なるが、メーカーロゴが表示されている間に何かキーを押したり、セーフモードから「コンピュータの修復」を選択してリカバリーモードに入るものもある。


しかし、今回のウィルスはリカバリーモードにすることができないという珍しい現象だった。

自分の有しているCanonのNODとNortonのAntiVirusで検出できた。

NortonのAntiVirusでは「Boot.Tidserv.B」という名称になっている。

MBRの領域を帰る動作をするらしい(自分でもあまり理解できていない)。

下記URLを御参照。

http://www.symantec.com/ja/jp/security_response/writeup.jsp?docid=2011-011801-4700-99
発見日は2011/01/14となっているので、比較的新しいウィルスなのだろうか?

しかし、感染の被害レベルが「低」となっているが、本当か?
自分の感覚からすると非常に大きいと思える。
リカバリーできない状態になるのに・・・?


自分なりの対処方法は下記の通り。
1.ウィルス対策ソフトで駆除する。
2.その後でVista又はWindows7のインストールディスクを使用してコマンドプロンプトを立ち上げる。
3.bootrec.exe /fixmbr その次に bootrec.exe /fixboot を実行する。
これで成功すればバンザイ三唱をお忘れなく。

注:しかし、成功するとは限らない。
実際にバックアップしてから上記の方法で実施した時には成功した。
が、MBRの領域だけ元に戻してから再度同じ事を行うと失敗した(リカバリーモードには入れなかった)。

失敗したときには、
1.予め作成したリカバリーCDがあれば、それを使用してリカバリーを行う。
2.予めディスク全体のバックアップを行っている場合には、リストアを行う。
上記対応ができない場合にはメーカーに入院させよう。

では、成功を祈る。