WindowsXPではデフォルトでミニダンプが作成されるようになっている。
STOPエラーと自分では表現しているが、MSのサイトではブルースクリーンとも表現しているようだ。
一般ではよくブルーバックと呼ばれているらしい。
基本的にはOSの自殺であり、自分で不具合を修復できない場合にメモリの内容を保存してOSを終了する。
設定により変更できるが、XPのクライアントOSは、デフォルトでミニダンプが生成されるようになっている。
サーバーなどではデフォルトでカーネルメモリか完全メモリダンプが記録されたはず。
クライアントで設定されているミニダンプでは、すぐに再起動してしまい、特有の「青い画面」が確認できない。
内容を確認したい場合には C\WINDOWS\Minidump にダンプファイルが保存されているため、ツールで解析する必要がある。
しかし、自分でも表面上の不具合しかわからない。
ソフト的な不具合の場合には同じモジュール(ファイル)で発生している場合が多く、
ハード的な場合には、色々なモジュールやアドレスで不具合が発生している。
不具合の特定は無理でもハード不具合かソフト不具合かの判断はできると考えられる。
タイトルにある「STOP 0x0000009cのエラーコードは、自分の知る限り唯一ハードの不具合を示すもので、
以前はCPUの故障だった。
厳密に言うとCPU或いはその周辺、つまりメインボードの故障だった。
頻度が非常に低ければ確認できないが、ある程度の周期がわかっていれば、まずはCPUを疑ってみる必要がある。
MSKBでは下記の文書が確認できるが、ハードの不具合と書いてあるだけで、具体的にどことは書いていない。
http://support.microsoft.com/kb/329284/ja
http://support.microsoft.com/kb/162363/ja
http://support.microsoft.com/kb/910621/
まぁ、OSのメーカーにハードの特定など、公の文書で書けるわけない。
自分の別のブログにも例を載せておいた。