今日で、広島宝塚会館が閉館されました・・・


実は、宝塚会館が1971年に全面改築しリニューアルした時の


映写技師は、父でした。


スティーブ・マックイーン主演の「栄光のル・マン」が改装第一作目でした。


東京で成城の撮影所で、照明助士として数々の映画に携わり


事故で、左足を切断にて撮影所の現場に立てなくなり広島へと転勤になりました。


1972年には、宝塚会館にボーリング場まで出来・・・

ボーリング全盛期で、いつもレーンはいっぱいでした。


父の後輩の森田さんを東宝に入社させ、後継者として育てた父でした。


40年間フィイルムを回し続けた映写機・・・


小さい頃、映写室の小窓から映画を良く見ました。


フィルムが回る音は、今でも忘れません・・・


映画館やボーリング場に、ディスコのインデペントハウスなど

時代の先端を走り続けた、宝塚会館・・・・


時代と共に、ディスコも消え~ボーリング場も消え・・・

ゲームセンターも消えて行きました・・・


様々な状況で、映画館と共に歩んで来た宝塚会館まで

閉館へとの運びになりました・・・


このお盆には、亡き父に報告して来ました。


本当は、今日!宝塚会館に挨拶に行きたかった・・・


父の働いていた宝塚会館で、数々の思い出に感謝です・・・


老朽化だけではないと思います・・・


映画興業自体の経営問題なども含まれるのでは???


映画は、やはり劇場の大スクリーンで見るのが一番です・・・


映画の製作現場から上映まで、全てを父から見さしてもらいました。


だから、己の立場で何かを語り続ける事が我が使命かもしれません。



広島宝塚会館~ありがとう!40年間お疲れ様でした。

この夏~亡き父も寂しがっておりました・・・・