こちらでのリハビリは
理学療法、作業療法、あと言語聴覚それぞれ1時間づつ
自分の場合
理学療法は主に運動能力の回復
歩く、立つ、座るとかの運動療法中心で
左半身の力の回復やバランス訓練、歩行訓練中心
自分ではあまり気にしてなかったけど
やはり真っ直ぐ歩けてないみたいだし
階段の上り下りは手すりがないと不安な状態
作業療法は左手が不自由な状態なので
上肢のマッサージやら可動域を広げる訓練
細かい作業をすることでの指の機能回復
親指と他の指でビー玉をつまむとか
洗濯ばさみを使うとか折り紙を折るみたいな
最初は全然できないし
「焦らないでゆっくりね」
とか言われてもリレーのバトンみたいなものも握れないし
リモコンの操作も左手では無理
左利きなんだよね自分
お箸は両手で使えて文字は右手で書くけど(幼い頃に矯正された)
後は殆んど左手
ボールを投げる、ハサミや包丁を使う等々
なので左手不自由は絶対ヤバい
必死でがんばるしかない
言語・聴覚は話せるし、聞こえるし、においもわかるし、熱い冷たいもわかる
感覚も大丈夫ということで
後は高次脳機能の確認
記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害
これらに異常があると日常生活や社会生活に支障があると判断され
当然車の運転にも影響が出てくるわけで
認知症検査とIQテストを足したような検査が延々と続けられることに
頭は疲れるし肩もこる
凝った肩は作業療法士さんに時々ほぐしてもらった
転院して7日目に病棟移動
一般病棟からリハビリ病棟へ
今度は2人部屋
差額ベッド代の表示があったけど
病院都合なのでこれは無し ラッキーでした
このころには指も少しづつ動くようになってきて
パチンコ玉もつまめる位には回復
高次脳機能障害の検査も順調に進み
結構成績いいみたいに言われた
運転再開に向けドライブシュミレーターの訓練開始
これで成績良ければ実技がパスされる可能性もあるので
結構必死に頑張った
最初は画面の動きに気持ち悪くなりそうだったけど
直ぐに慣れてきた
日々少しづつの回復
3歩進んで1歩か2歩下がるペースがもどかしいけど
少しづつ少しづつ
焦る気持ちを抑えての毎日でした