ソチ五輪のフィギア団体、羽生くん、凄かったな.....。
モーグルの上村選手もいい感じだった....。楽しみ!
長野五輪の時は香港在住でオリンピックの盛り上がりを全く感じることができなかったが、笑顔が印象的な高校生・上村愛子選手と金メダルの里谷選手の活躍、そして「船木~~」という原田選手の叫び?は凄く伝わってきた....。
さて、話は変わって....
海外で生活をして初めて、「健康保険証一枚で、どこでもリーズナブルな価格で、ある程度の医療サービスが受けられる日本の制度は素晴らしい」と分かったが、でもその反面「何で日本ではこのようにできないの??」と考えさせられることもしばしばあった。
10年ちょっと前のシンガポール....。
エックス線撮影はエックス線撮影専門のクリニックで行い、撮影した画像はそのクリニック専属の画像診断医の診断書とともに患者が受け取った。
マンモ撮影も同様だった。エックス線専門クリニックで撮影した画像と画像診断書を持参して乳腺外科クリニックを受診する形式だった(順序が逆になる場合もある)。乳腺外科医はその画像及び画像診断書をもとに自身でも診断、必要に応じてエコー検査を自ら行った。
マンモ画像や画像診断書は患者である私に帰属したので私が保管。通院する度に画像等を持参する必要があったが、私はその画像・画像診断書を持って他の乳腺外科クリニックを受診することが可能だった。クリニック側も「もし、医師の診断に疑問があれば、他のクリニックを受診するのが当たり前」というスタンスだった。
日本帰国時には、今までの経緯を書いたレポートが当然のように出てきて、「今のところ、のう胞だけで心配ないが、今後異変があれば、この画像・レポートが重要になるからちゃんと保管するように」とまで医師から言われた。ちなみに、この時ののう胞と今の乳がんとは関係がない。
シンガポールでは、婦人科クリニックの専門医の執刀で卵巣嚢腫の腹腔鏡手術も受けた。術前の血液検査・術後の病理結果など、他の専門クリニックに依頼した検査に関する結果レポートは、婦人科執刀医と私宛に2通(同じもの)作成され、執刀医が保管するレポートと同じレポートを私が保管することができた。病理結果レポートには、病理写真も添付されていた。執刀医からは、手術中の写真を添付したレポートが提出された。それを基に説明も受けた。自分の卵巣・子宮などを初めて見た!今でもそれらは手元にある。
シンガポールは政府系の大病院と私立病院とではシステムが異なる(詳しくはここ)。私が通院したクリニックは全て私立病院にテナントとして入っていたクリニック。大きな私立病院(ビル)の中に専門医のクリニックがズラッと並んでいた。例えば、あるフロアには乳腺外科クリニックがズラッと並んでいた。クリニックの医師(専門医)は、患者獲得のために自分の経歴などをアピールしていた。「凄い競争!」という印象を持った。
そして、クリニック(専門医)はあくまでもテナントで私立病院には属さなかった。ただ、手術をする場合は、その私立病院の手術室で行う。手術室や手術スタッフ・入院病棟スタッフなどは私立病院所属。なので、料金は、執刀医や麻酔科医の専門医に関するものは専門医が属するクリニックに、その他私立病院に属するものは私立病院に支払った。
それから、乳腺外科クリニックにしろ、婦人科クリニックにしろ、説明が視覚的で非常に分かりやすかった。患者に説明するための写真・備品が用意されていた。
この制度はオープンシステムといい、米国でも同様のシステムだと聞く。オープンシステムも日本のシステムも一長一短。どちらがいいのか分からない。ただ、無駄な被曝を避けるためにも、エックス線画像は本人に帰属させてほしいと思っている。検査を行わないと経営が難しくなる現在の日本の医療システムでは無理なのかもしれないが。
先日の脂肪注入の時に、このあたりについて主治医とちょっと雑談したので書いてみた。
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モーグルの上村選手もいい感じだった....。楽しみ!
長野五輪の時は香港在住でオリンピックの盛り上がりを全く感じることができなかったが、笑顔が印象的な高校生・上村愛子選手と金メダルの里谷選手の活躍、そして「船木~~」という原田選手の叫び?は凄く伝わってきた....。
さて、話は変わって....
海外で生活をして初めて、「健康保険証一枚で、どこでもリーズナブルな価格で、ある程度の医療サービスが受けられる日本の制度は素晴らしい」と分かったが、でもその反面「何で日本ではこのようにできないの??」と考えさせられることもしばしばあった。
10年ちょっと前のシンガポール....。
エックス線撮影はエックス線撮影専門のクリニックで行い、撮影した画像はそのクリニック専属の画像診断医の診断書とともに患者が受け取った。
マンモ撮影も同様だった。エックス線専門クリニックで撮影した画像と画像診断書を持参して乳腺外科クリニックを受診する形式だった(順序が逆になる場合もある)。乳腺外科医はその画像及び画像診断書をもとに自身でも診断、必要に応じてエコー検査を自ら行った。
マンモ画像や画像診断書は患者である私に帰属したので私が保管。通院する度に画像等を持参する必要があったが、私はその画像・画像診断書を持って他の乳腺外科クリニックを受診することが可能だった。クリニック側も「もし、医師の診断に疑問があれば、他のクリニックを受診するのが当たり前」というスタンスだった。
日本帰国時には、今までの経緯を書いたレポートが当然のように出てきて、「今のところ、のう胞だけで心配ないが、今後異変があれば、この画像・レポートが重要になるからちゃんと保管するように」とまで医師から言われた。ちなみに、この時ののう胞と今の乳がんとは関係がない。
シンガポールでは、婦人科クリニックの専門医の執刀で卵巣嚢腫の腹腔鏡手術も受けた。術前の血液検査・術後の病理結果など、他の専門クリニックに依頼した検査に関する結果レポートは、婦人科執刀医と私宛に2通(同じもの)作成され、執刀医が保管するレポートと同じレポートを私が保管することができた。病理結果レポートには、病理写真も添付されていた。執刀医からは、手術中の写真を添付したレポートが提出された。それを基に説明も受けた。自分の卵巣・子宮などを初めて見た!今でもそれらは手元にある。
シンガポールは政府系の大病院と私立病院とではシステムが異なる(詳しくはここ)。私が通院したクリニックは全て私立病院にテナントとして入っていたクリニック。大きな私立病院(ビル)の中に専門医のクリニックがズラッと並んでいた。例えば、あるフロアには乳腺外科クリニックがズラッと並んでいた。クリニックの医師(専門医)は、患者獲得のために自分の経歴などをアピールしていた。「凄い競争!」という印象を持った。
そして、クリニック(専門医)はあくまでもテナントで私立病院には属さなかった。ただ、手術をする場合は、その私立病院の手術室で行う。手術室や手術スタッフ・入院病棟スタッフなどは私立病院所属。なので、料金は、執刀医や麻酔科医の専門医に関するものは専門医が属するクリニックに、その他私立病院に属するものは私立病院に支払った。
それから、乳腺外科クリニックにしろ、婦人科クリニックにしろ、説明が視覚的で非常に分かりやすかった。患者に説明するための写真・備品が用意されていた。
この制度はオープンシステムといい、米国でも同様のシステムだと聞く。オープンシステムも日本のシステムも一長一短。どちらがいいのか分からない。ただ、無駄な被曝を避けるためにも、エックス線画像は本人に帰属させてほしいと思っている。検査を行わないと経営が難しくなる現在の日本の医療システムでは無理なのかもしれないが。
先日の脂肪注入の時に、このあたりについて主治医とちょっと雑談したので書いてみた。
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