アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。宜しくお願いします。

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昨年春に発症した免疫誤作動・暴走の膠原病。3月頭にリウマチ膠原病クリニックを受診→4月頭に大学病院へ転院→9月中旬に紹介元クリニックに戻り治療が続いている(この間の治療経過はこの過去記事を参照、それまでの経緯などは「免疫誤作動・暴走」カテゴリーを参照)。診断は「リウマチ性多発筋痛症/PMR+血清陰性関節リウマチ/SNRAかな?」と未だに「かな?」の疑問符が付いたままだが、治療は順調だ(と思う)。

それで、昨年10月以降のリウマチ膠原病クリニックでの治療状況を自身のメモを含めて書いておきます。


★大学病院から紹介元クリニックに戻って良かったこと

診断名にとらわれない下記クリニックの治療方針に納得ができ、気になっていたプレドニンの減量に関して相談できること。大学病院では「診断名は重要、あなたはRA、RA標準治療ではXXだからXX」という説明が多く、私は納得感が得られなかった。なぜなら、私の症状は非典型なので(大学病院でも非典型と言われた)。

◆私の場合、大学病院の初診で右手首等に滑膜炎があったようなので、SNRAを意識しながらPMRの治療をしていく必要がある。
◆PMRの場合、プレドニンだけで治療できる人、免疫抑制剤などを服用せずにプレドニンから離脱でき再燃しない人もいるが、離脱できない・再燃する人もいる。やってみないと分からない。
◆PMRの診断は非常に難しい。
◆プレドニンの減量ペースが遅いのが気になる(私も気になっていた)

【参考】PMRの従来?昔?のセオリーでは、プレドニン15mg(効かない場合は20mg程度まで増量)を投与し、期待通りに改善されれば12.5mg→10mg、10mgからは1ヵ月程度に1mgの減量が一般的で、私も大学病院でPMRか否か確かめるために、このセオリー通りにプレドニンを投与してきた。私は、15mg投与前にRAの治療として、7.5mgを3週、5mgを3週、2.5mgを2週投与しているので、これを含めてプレドニン投与量を総合的に判断できないのか?と大学病院で何度か質問したが、「標準治療では....」の答えしか得られず納得ができなかった。


★免疫抑制剤メトトレキサート/MTX

◆10月に8mgから10mgに増量、12月に10mgから12mgに増量。
◆RAを念頭に置きながらも、プレドニンからの離脱をスムーズにするための増量というクリニックの方針説明に納得。
◆現時点で自覚レベルでも血液検査(肝機能等)でも副作用はない。4mgでの投薬開始時や、プレドニン15mg投与前で痛みで動作制限があった時の方が、下痢や倦怠感/眠気を感じることがあった。プレドニン15mg投与でCRPが0に下がった以降は、MTXが増量になっているにもかかわらず、これらの副作用を感じなくなった。

【参考】大学病院では、「SNRAだから関節リウマチのアンカードラッグのMTXは増量した方がいい。RAの人は12mg服用するのが一般的」という説明で、プレドニンの減量スピードに関しては毎月1mgの減量というPMRの昔の教科書通りの方針だった。この説明に納得ができず、大学病院では8mgからの増量には同意しなかった。


★ステロイド/プレドニン


◆9月中旬、大学病院からクリニックも戻った時点:8mg×3週ほど
◆9月中旬から末:7mg×1日、6mg×1日、5mg×12日
◆10月:4mg×4週
◆11月~12月上旬:3mg×5週
◆12月上旬~1月下旬:2mg×5週
◆1月下旬~3月下旬:2ヵ月かけて2mgから1mgへ減量。減量のペース・匙加減は私の判断でOK。
 ・「1.2.2」のパターン×10日
 ・本日より、「1.2.1.2.」の1mgと2mgを交互に服用するパターンを開始

◆CRP:ずっとゼロを維持。大学病院で15mgを投与してからずっとゼロを維持。
◆副作用:10mg以上を服用していた時はhba1cが上昇傾向にあったが、減量とともに元に戻った。血圧上昇はない。現時点では血液検査や自覚等で分かる範囲の副作用はない。年齢からも骨粗鬆症対策としてBP剤と活性型ビタミンD3を服用中。ステロイドは様々な副作用がある上、服用の累積量も今後ずっと影響するので、なるべく早く離脱したい。


★痛み
昨年の夏あたりから、膠原病発病前から行っていたスピードがそこそこ速いちゃんとしたウォーキング8000歩数程度を再開している。今年になってからは、天候や実家帰省などがない限り、ほぼ毎日出来ている。このウォーキングをしている状態での痛みが下記。

◆関節:投薬治療前、明らかな関節痛は右手首のみ。投薬治療後すぐに激減し、一番最初に痛みがほぼ取れた。今も痛みはなし。現時点で左右の手首を比較すると、右手首の方が硬い感じがある。
◆筋肉痛:投薬治療前に激痛だった箇所は、右三角筋/上腕、両股関節周り、両太腿外側、両ふくらはぎ上部から膝裏あたり。今もこの箇所に評価が難しい微妙な痛みが残っている。プレドニン9mgや8mgを服用していた時は消えた感があったように記憶しているが定かではない。現在感じる評価が難しい微妙な痛みは、CRPが10近くまで上がり激痛だった時に筋肉繊維が損傷を受け、それが治っていない/治らないのでは?といった感じがするが、よく分からない。プレドニン減量でこの微妙な痛みの増幅はない。


★服用中の薬
・MTX12mg+フォリアミン5mg/週1
・プレは下記の通り/毎朝
・H2ブロッカー/ファモチジン/毎朝、プレ減量でNSIADsが追加になれば回数が増えると思われ
・BP剤/週1/骨粗鬆対策
・活性型ビタミンD3/毎朝/骨粗鬆対策
・ロスバスタチン2.5mg/毎晩/LDLコントロール(膠原病発病前から服用中)


上手くいけばこの春にステロイド/プレドニンの離脱トライアルとなる。ステロイド離脱後に、CRPなどの炎症値は問題ないが、痛み対策が必要であれば、ロキソニン・セレコキシブ・ナイキサンなどのNSAIDsを上手く利用したいと考えているがどうなることやら。


本日のオマケは新幹線から久しぶりに綺麗に見えた昨年12月の富士山。



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