アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。宜しくお願いします。

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★立ち上がる時、ふくらはぎが激痛!経験したことがない痛み!
★SNSで同病の方が、リウマチ膠原病の激痛は、「生け花の嶮山で刺したような痛み。刺したことはないが」「尖ったガラスの先で突き刺したような痛み」と表現しているのを見て、分かる!と思った私。
★突然襲ってくる経験したことがない倦怠感。動く気力がなくなり、横になるしかないんですけど.....
★熱がないのにもの凄い寝汗!シーツやベッドの汗取りマットまでびっしょり!どういうこと?


これは、私が免疫暴走/リウマチ膠原病の確定診断が下る前の一部の症状だ。とにかく、痛くて倦怠感が凄かった!


痛み。痛みには種類があるし、人によって感じ方が大きく違う。比べることが難しい、いや比べられない。なので、冒頭に書いた私の痛みを伝えるために、私の今までの痛みに関する話をしてみたいと思う。結論から言うと、私は痛みに”かなり”鈍感のようだ。全ての種類の痛みに鈍感なのか否かは分からないが、「外科的な痛みにはかなり鈍感/強い」と私に携わった全ての医師・歯科医が言い、痛みに関して化け物扱いされてきた。そんな私が今回は痛みに悲鳴を上げた。私は基本的に痛みに鈍感なためか、ロキソニンがかなり効いて痛みを許容範囲まで下げることができたが、それでも辛かった。では、早速具体例を挙げてみる。



「信じられない!こんな患者初めて!」といった反応を示す整形外科医たち

私は、ここ10年以内に左肩脱臼に対する手術を2回受けているが、一般的に、肩の術後の痛みは”かなり”強いらしく、その対策として術中に神経ブロック(局所麻酔)をするのが標準らしい。が、私は2回ともこの神経ブロックを断り行わなかった。にもかかわらず、術後の鎮痛剤点滴・のみ薬の服用もしなかった。必要がなかった。我慢したのではなく、そこまで痛いと感じなかった。肩の術後は、看護師が体調チェック時に痛み申告を求めるが(0~10段階で、現在の痛みを患者が自己申告する)、私は術後直後でも1や2を適当に申告していた。それを診た担当医や看護師は信じられない様子で、何度も確認に来た。

詳細は省略するが、1回目の主治医は夫に「一般的にはかなり痛いんですがね......」とポロっとこぼしたらしい。2回目の主治医は、「奥さんは神経ブロックを断った。術後に痛みで苦しんでも.....(以下略)」と術後説明時に夫に釘を刺したらしい。2回目の主治医は、私とも術前に「本当に神経ブロックをしなくても耐えられるのか」の議論をし、私は具体例を出し説明したが、信じられない様子だった。私は「一筆書いてもいいですよ」と言いそうになっていた。そして、2回目の主治医は、私の術後経過を診て素直に驚いていた。なぜなら、私が術前に「私は術後こうなる」と説明した通りだったので。

私が術前に説明した「こうなる」とは、「痛みには超鈍感で大丈夫だが、全身麻酔の副反応がかなりひどく、嘔吐がひどい」だ(私の手術はこの薬剤の保険適用前)。私は麻酔にすごく敏感で、特に全身麻酔の後は必ず麻酔科医・病棟看護師が驚くほどの嘔吐がある。



「あり得ない!」という同僚。頭を捻る歯科医

私は下の親知らずの歯が、左右ともに一番奥の歯の下に埋まるように横向きに存在していた。痛みはなかったが、海外赴任前に大学病院の歯科で抜いた(地元の歯科クリニックから紹介されて行った。30代の頃)。同じ状態で親知らずを抜歯をした同僚二人から、「じぇんりーさん/私、もの凄く痛いですよ。有給とった方がいいですよ」と脅された。

片方の親知らずは比較的容易に抜けて、抜歯後鎮痛剤を飲むことはなかった。腫れも殆どなく、翌日普通に出社したら同僚が「え?どうして?」と驚き、「こんな感じないですか?」等色々訊かれた記憶がある。もう片一方の親知らずは、少し大変だったようで(そこそこの時間、医療用骨ノミ?とハンマーで骨を砕いていた)、なかなか抜けず、結局教授先生が来て抜いた。教授先生に変わって直ぐに抜け、「やっぱり経験って凄いな.....」と思った記憶がある。この時は、抜歯後に少し腫れて痛みが出たので鎮痛剤を1回か2回服用したが、翌日の出社には問題がなかった。術後検診で担当歯科医に痛みなどを説明すると、担当医は「一般的には.....う~ん」といった表情だった。

因みに、私は現在、歯科治療では、根管治療等のヘビーな虫歯治療以外は局所麻酔なしで問題なし。局所麻酔を使う場合でも、使用量は通常の1/3程度。



目を丸くした研修医

詳細は省略するが、私は、乳房再建中(エキスパンダーで皮膚を伸ばしている過程中)に、形成外科でリンパの流れをチェックする検査(多分、ICGリンパ管蛍光造影検査。自信なし)をしたことがある。乳がん患側の右手の指の間に注射をし、造影剤を入れる必要があるのだが、それを行う前に形成主治医についていた研修医が「これは指と指の間に注射する必要があります。注射は凄く痛いですが、我慢して頂くしかないです。すみません。痛いです.....」といったことを告げられた。「痛いけど我慢してね!」と懇願されているような感じだった。

そして、私は「いつ痛いのが来るのかな.....」と待っていて、「痛い!」がないので、「いつ打つのですか?」と尋ねると、その研修医は「痛くなかったですか?もう終わりました!本当に痛くなかったですか?」と目を丸くしながら「痛くなかったですか?」を連呼していた。そこへ登場した私の体質を既に理解していた形成主治医が、「この方は痛みに超鈍感で普通ではないから」と研修医に言ったが、研修医はそれでも信じられないようだった。


私の痛みに超鈍感具体例は枚挙にいとまがないので、この辺りで終わりにしておきます。言いたいことは、ここまで痛みに鈍感な私が、リウマチ膠原病では、投薬なしでは激痛に悲鳴を上げ、痛みコントロールの大変さを実感している、ということです。


今日のオマケは、恵比寿アトレ西館の屋上庭園。季節がいい時期はここも気持ちがいい。



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