アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。宜しくお願いします。

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定期検診後の生存報告のようになってしまっているこのブログ。今回は、「ちょっと記録しておいた方がいいかも?参考になるかも?」という情報があるので、年内に頑張って全てアップしたいと思っている。

で、まず初めに......。

11年前に私が乳がん手術を受けた、がん専門病院。乳がん患者の激増への対応・対策に苦慮していた/いる。その対策の1つが「2人主治医制」。状態が安定していれば、術後数年で病院と提携している地元の乳腺外科クリニック/紹介元で定期検診やホルモン療法の薬剤の処方などをしてもらい、異変があれば手術・治療を受けたがん専門病院に戻る、といった制度/形態だ。「がん専門病院は、がん専門病院でしかできないことを!」という役割分担だ。

そんな背景がある中、一連の乳がん治療が終了し経過観察に入った乳がんサバイバーの方々(ホルモン療法の薬剤の処方が続く方を含む)は、術後どこで経過観察・投薬処方・定期検診などを行っているのか。詳細は省略するが

①定期検診・通常通院先を、通院しやすい提携先のクリニック/紹介元に移した方(二人主治医制)
②乳腺外科主治医の他の病院への移籍に伴い、主治医の移籍先の病院に移籍した方(完全移籍)
③転居/転勤に伴い、拠点を完全に移した方(完全移籍)
④シリコン・インプラントの関係上(詳細は先の投稿で触れる予定)、がん専門病院で定期健診を継続する方

などといったケースがある。私が知り得るケースだけでも。

私は、数年毎に転居(海外含む)があったので結果的に④。術後10年まで、手術を受けたがん専門病院で定期検診を受けた。私は、ステージ0の非浸潤性乳管癌で術後治療なし・経過観察。転居がなければ、乳腺の定期検診に関しては、術後2年あたりに提携紹介元に戻っていた/戻されたと思う。現に、そのような提案を受けた。

ここからが本題。
私が通院していた(いる)がん専門病院では、術後10年で卒業となる。が、その後引き続き、その病院の健診センターや提携先クリニックで毎年定期検診を受けることを強く勧められる。術後検診ではなく「健診」扱いになるので、一般の健康診断と同じ自費診療となる。他の病院やクリニックの方針は知らない。が、大きくは変わらないのかな?と感じている。クリニックの場合は、多少でも「要経過観察」となる個所があれば、保険診療で定期検診を受けられるようにも思うが定かではない。

それで、私が自費診療での健診先に選んだの場所は、10年間お世話になったがん専門病院の健診センター。利便性などの理由に加え、「私には合っていてお世話になった病院なので、できる範囲でお金を落としたいな」という想いもあった。この10年間で、そのがん専門病院の乳腺外科&形成外科の「常勤」医師で、知っている名前はたった1名だけになってしまい、もう私が知る・体験した病院とは異なっている可能性は否めないのだが。

そして先日、「健診センター」で乳がん検診を初めて受けた。この健診に、再建乳房(シリコン・インプラント)の状態チェックが含まれないことは承知していたが、「患側・右側の腋窩/脇下のエコー」「健側・左側の腋窩/脇下のエコー」「医師の診察・触診」がないことは知らなかった。つまり、健側・左乳房のマンモとエコー検査のみだった。

「あー、そうか.....。一般健康診断にある乳がん検診だと、乳房のマンモとエコーだけだよね......」と気づきながらも、「乳がんサバイバーに対する同じ病院での健診/検診の継続なんだから、予約案内時に、”今までの術後検診と異なり、患側の腋窩/脇下のエコー検査は含みません。ご希望の場合は別料金になります”という案内が欲しかったな.....。健側の脇下は、乳房に異常があった時点で精密検査を行うのが通常なので、理解できるが.....。医師の診察がないということは、乳がん手術の後遺症と言われている患側・右脇下あたりの強い違和感について尋ねる機会もないのか.....。それを訊きたい場合は、保険診療で乳腺外科クリニック等を受診しろ、ということなのかな.....」と理解した。今後、どうするか。正直迷うところだ。

結果は、数週間後に書面で送付されてきたが、保険診療で行った術後10年検診の内容と同じ。「健側左乳房の乳管内乳頭腫/線維腺腫(経過観察、8年ほど前からある)は変化なし。経過観察」だった。健側・左乳房に経過観察の個所があるのに、これは保険診療対象外?と思ったりもする。「昨年の術後10年検診終了後に、データをCD-ROMで貰ったが、今回の画像資料は貰えないのか.....。当たり前か.....。ということは、来年以降、違う場所で自費検診を受ける場合は、今年の画像資料なしか.....」等と思った。悩ましい....。私にあった健診/検診スタイルを模索中だ。

記憶が正しければ、乳がん罹患歴がある人は、健側/反対側に「新たな」乳がんが出来る確率が、乳がん罹患歴がない人に比べて高い、と記憶している。なので、毎年検診はした方がいいとは思うが、色々考えてしまう。自治体の健診は2年に1度。コレとの組み合わせもありかな?と思ったり。そう言えば、11年前に乳がん手術で入院した時、隣のベッドだった方は、温存手術術後10年で卒業した直後に、温存した乳房に局所再発(再発か、残っている乳腺に新たな癌が出来たのかは不明)で、全摘入院だったな......。それから1年後あたりに骨転移が判明し、私がインド滞在しているあたりに旅立たれたと聞いた.....。


今年もぶらっと行った?通った千鳥ヶ淵の桜。季節外れだが、それをアップしておくことに



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