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アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。宜しくお願いします。

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4月の頭、左肩の術後検診(関節鏡視下手術、左肩習慣性脱臼に対するもの)、兼医療貢献に行ってきた。今日はこれに関してちょっこら。まずは、繰り返しになるが、手術に関する簡単な経緯を。

1回目の手術は福岡で2016年2月。この時の術式は標準的(一般的)なものだった。術後10ヶ月間程度のリハビリ・筋力強化を経て、夫の転勤先インド・チェンナイへ。術後1年2月でヨガを始めた。左肩のことを考え、プライベートレッスンから開始する等、私なりに慎重に進めた。因みに、主治医からはインドへ旅立つ前、「ヨガはOK」の許可や、「......のような動作・姿勢は危ない」といったアドバイスを貰っていた。

チェンナイではヨガにのめり込んだ。「左肩・左腕の筋力が弱いな!」とたまに感じることがあったので、ヘッドスタンディングなどリスクを伴うと私が直感的に感じたポーズは、とーーーーっても慎重に進めた。インストラクターから「あなたなら絶対に出来るのに!」と強く勧められてても、マイペースを守った。

日本・東京に帰国後、1回目手術から3年ほどで再発の診断(詳細は過去記事参照)。それから半年後に都内の大学病院で2回目の手術を受けた。


で、ここからが本題(下記は、私の理解レベルでの説明になるので、医学的には間違っている可能性あり)

◆東京での再発診断時、1回目の手術を受けた福岡の病院から画像等を取り寄せ。3年間で左肩関節窩(骨、この部分が分かる公式等の適当なサイトを見つけられず。商品メーカーのHPのようだが、このページが一番分かりやすい)の一部が吸収され擦り減っていることが判明。1回目の手術で装着した肩を固定するためのワイヤー?糸?が機能していない可能性が予想された(2回目の手術時に、実際に患部を確認。予想通り、ワイヤーは機能していなかった)。

◆1回目は標準(一般)的術式。関節の骨が欠けている部分にワイヤー?糸?を数本(必要に応じた本数)を装着し、肩が落ちない(脱臼しない)ようにするもの。この標準的な術式を受けた患者の中には、私のように、左肩関節窩(骨)の一部(特にワイヤーを装着している周辺部分)が吸収され、ワイヤーが機能しなくなり再発する症例があるらしい。学会で議論されているとか。原因については、諸説あるが推測の域を出ないらしい。

◆2回目の手術では、主治医が考案した(と主治医に説明された)新たな術式を採用。正確には説明できないが、左肩関節窩(骨)の欠損部分に人工骨を装着(私の場合は2個)し、ワイヤーを装着する角度も変更(説明を受けた時は、「物理的に考えてなるほど.....」と思ったが、今は説明できない)。ワイヤーの本数も増やし、1回目よりはワイヤーの締め具合?もきつくした。医学的には説明が不正確。ご容赦を。

◆術後の固定期間は、1回目の2倍以上長かった。当時は「固定期間がある程度長い方が、再発率が低いというデータがある」と説明された。私の場合は、2回目の手術だったこと、骨の欠損が大きく、主治医曰く大変で重度の手術だったことも、固定期間が長くなった要因になっていると理解している。

◆先日の受診は2回目の手術から約2年半。CT画像では、装着した2個の人工骨がどんどん小さく見えるようになっていた。つまり、なんと!左肩関節窩(骨)の欠損していた部分が誘導され、どんどん再生し、人工骨に覆い被さっていた。素人の私が見ても、時間経過とともに、骨が再生してきているのが分かる。ここまで骨が誘導・再生する症例はかなり少ないらしく、主治医は「とっても参考になる症例だ!嬉しい想定外!」と驚いている。私が「50代半ばのおばちゃんが、新しい術式でここまで骨が誘導・再生するなら、若いアスリートはもっと早くかつ多く再生しますよね?」と尋ねると、「骨の再生スピードが速いのは子供、18歳位まで。後はほぼ一緒」と主治医。私はこの事実を初めて知った。

従来の標準的な術式では、左肩関節窩(骨)が吸収され擦り減った私が、新たな術式では同じ部分の骨が誘導され再生されている。医学の進歩だ。私の症例が今後の医学に役立つなら嬉しい!!そして、次の医療貢献は秋。


今日のオマケは病院の帰りに寄った東京ミッドタウン・六本木。今、通院している病院は大学病院ではなく主治医の外勤先。お洒落な地域にあるので、診察後のブラブラ散歩が楽しみ。

満開の桜を楽しんだ!




お花見観光バスが頻繁に通っていた。




レストランの屋外席は混んでいた。やっぱりこういう光景を目にすると嬉しい!






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