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アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。宜しくお願いします。
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昨年の秋、明るい兆しが見えたように思えたコロナとの戦い。甘かった......。世界のどこかで感染者が増えれば、ウイルスは絶滅しないように巧みに変異する。分かってはいたが、戦いがここまで長くなると、疲れるし経済的にもますます追い込まれる。難しい....。
2020年の春の第一波・武漢型の頃から、「コロナウイルスは循環器系にダメージを与える(血管内部ダメージや血栓ができる等)」といった医師の見解を目にしていたが、最近、循環器系へのダメージを再認識するコロナ最前線医師のツイートが目に付く。
例えば、このブログで以前に何度か紹介したことがある、都内総合病院のコロナ最前線ベテラン医師(専門は循環器内科、発熱外来とコロナ中等症病棟で物凄い人数のコロナ患者を診ている)のこのツイート。彼女は昨年秋にアカウントを削除したが、オミクロン株出現後は、秘書経由のレター形式(添付画像)で、最前線の状況や情報を提供してくれている(このツイートアカウントは、彼女が自身のアカウントを削除する前に作成し残してくれた問題集アカウント)。
前出のツイート内レターを私がざっくり要約すると
コロナウイルスの最大の特徴は血管内皮に大きな障害を与えたり、血栓を作ってしまうこと
→血流が豊富な臓器、心臓・脳・肺・膵臓、腎臓へのダメージが大きい
→コロナ罹患後の子供は糖尿病1型(肥満等本人に全く責任なし、膵臓ダメージによるもの、一生管理が必要)の発症リスクが増加
続いて同じ医師のこのツイート(先生のレターは添付画像)。前半は、「コロナの後遺症として心疾患(心臓関連の病気)が多いぞ!医学論文でもそういうデータが出ているぞ!」という内容。ある論文を素人でも分かるレベルに解説してくれている。後半は先生の肌感で、私はこちからの方が興味深い。
彼女の専門は循環器内科(心臓内科)。後半・最後の1枚(最後の1枚)は、発熱外来ではなく、彼女の本来の外来・循環器内科の外来患者の診察で感じた異変についてだ。その異変とは.....。この1年、30~40代男性に深部静脈血栓症(足から心臓へと血液を戻す血管(静脈)に血の塊(血栓)ができて詰まってしまう病気)の方がポツポツと出てきたとのこと。「この年代で、この健康状態なら、深部静脈血栓症になることはあまりないのだが.....なんで?」と先生が不可解に思いながら診察をしてきたと私は解釈した。
因みに、足から心臓へと血液を戻す血管(静脈)に出来た血の塊が肺に飛ぶと「肺血栓塞栓症」という呼び名・病名になるらしい。肺血栓塞栓症は、飛行機の狭いエコノミーの座席に長時間動かず座っていることでも発症するので、「エコノミー症候群」とも呼ばれている。それで、先生は「テレワークやコロナの巣籠で運動不足になっている人が多いから、深部静脈血栓症を発症するリスクが増している?」と推測していたらしい。現に先生は、「運動不足に注意!人がいない場所で歩け!ずっと家で座っているとエコノミー症候群になるぞ!」とよく警鐘を鳴らしていた。
そして先日、深部静脈血栓症の30~40代男性患者”全員”が、コロナ第1波~4波の間に、コロナ中等症になった既往歴があることが判明したらしい。先生が「コロナの後遺症として心疾患(心臓関連の病気)が多いぞ!」という前出の医学論文を読んで、該当外来患者に尋ねて判明したとのこと。
最後に、テレビのニュース番組でも時々コメントされている、埼玉医科大学教授.総合医療センターの岡先生の下記ツイート。現在の状況に関するものだ。冒頭の私のざっくり要約「コロナウイルスの最大の特徴は血管内皮に大きな障害を与えたり、血栓を作ってしまうこと→血流が豊富な臓器、心臓・脳・肺・膵臓、腎臓へのダメージが大きい」を踏まえて下記ツイート内の「ただし脳梗塞、慢性腎臓病、心不全、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などがコロナを契機に発症したり増悪するため」を読むと納得感が高まった。オミクロン株がただの風邪ではないことが分かる。
年齢が上がれば上がるほど、自覚していなくもて、臓器が弱っていたり、その弱っている臓器が治療が必要なレベルになっている(気づいていないが基礎疾患あり)リスクが上がる.....。
今回は肺炎がある患者は2割ほど。ただし脳梗塞、慢性腎臓病、心不全、COPDなどがコロナを契機に発症したり増悪するため、一部は重症の定義を満たさないものの医療負荷がかかりそれなりに死亡されてしまいます。そのほとんどが80-90代が中心です。
— 岡 秀昭 💊🍝感染症専門医🎣🩺 (@profidokamdphd) February 11, 2022
この他にも、コロナの後遺症としてブレイン・フォグ(認知機能低下)もよく聞くが、脳の血流障害かな?と思っている。乳がん闘病を機に何となく感じた「健康を保つには血流改善・血流をよくすること」の重要性。この点からも、コロナはオミクロンになっても厄介だし、罹りたくはないと改めて思う。生活圏が都心なので逃げ切れる自信はないが、「質の高い不織布マスク・換気・距離・手洗いうがい」を出来る限り実施し、ウイルス暴露量(ウイルスを体内に取り込む量)をなるべく減らす努力はしている。
実は、ここまでが前置きだったが、誤解を招かないように配慮しつつ書いていたら、投稿記事としても長文になってしまった。本題は次で。
遅くなりましたが、今年も宜しくお願いします!
今年も↓買いました。スヌーピーの干支シリーズ。今年は寅にしか見えない.....。
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