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アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。

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乳がん闘病時に痛感したことは、「どんな治療もやってみないと分からない。治療効果も、治療に伴うリスクも、個人のリスクは50%。統計数字は参考にはなるが....」だ。具体的には、「治療効果がある・ないの50%」「使用薬剤に対して副反応が出る・出ないの50%」ということだ。例えば、ある薬剤に対するXXという重篤な副反応が出るのは0.1%という統計があっても、自身がその0.1%の中に入る可能性がある。

さらに言えば、例えば私が、同じ治療を受けても、同じ薬剤を使用しても、時期が異なれば、治療効果・結果や薬剤の副反応などの結果も異なる。同じになるとは限らない。使用時の体調などに影響を受けると理解している。もちろん、過去の体験から学ぶことはある。

私の体験を具体的に書くと

ソセゴン注射:20年振りに左肩を脱臼し近くの整形外科クリニックで肩を戻す(入れる)際に、医師が「痛み止め」的な説明で注射。20分後(りクリニックから自宅に戻ろうとしていた時)、「顔色が悪い、青白い」と指摘を受けた。眩暈も加わり立っていられなくなった。案内されたクリニックのベッドに横になった途端嘔吐。それから5時間ほどベッドから起き上がれなかった。「ソセゴン注射の副反応。以後、使わないように」と医師から説明を受けた。上記リンクによると、私の副反応は主たる副反応に分類されるが、クリニックの医師の反応は、「よくあること」的な感じではなく、「ここまでの副反応が起こる人は珍しいな」といった感じだった。私の印象レベルだが。


◆造影MRI:健康診断の胃のレントゲン。検査時にバリウムを飲むがバリウムが造影剤だ。画像診断で病変を見つけやすくするために飲む。乳がん手術前に初めて造影剤を入れたMRI検査を受けたが、事前に造影剤の副反応について説明を受け同意書にサインをした。当時使用した造影剤の種類は忘れたが、副反応は出現頻度が高い「その程度なら....」的なものから、「心停止」などの怖ーい項目まで沢山並んでいた記憶がある(要確認)。出現頻度が比較的高く、適切な処置が必要なものがアナフィラキシーショックだった。最近、コロナ・ワクチンの副作用としてよく報道されている強いアレルギー反応だ。私は、乳がん手術のための造影剤MRI検査時に副反応は出なかったが、「はい、今から造影剤が入ります」という技師の声とともに、「ああ.....今、この血管に造影剤が入っているのね。なんか熱いものを感じる.....」という初めての嫌な感覚だった。造影剤でアナフィラキシーショック(強いアレルギー反応)になったという話は、乳がん闘病中にたまに耳にした。


◆セフェム系抗生剤点滴:手術後に細菌の感染を防ぐためによく用いられる抗生剤。私はこの点滴で一度、アレルギー反応ぽいことになり、点滴を中止したことがある。その時は、点滴を落とした瞬間、吐き気がし嘔吐しそうになり、看護師が点滴を中断し医師に報告。結局中止した。これ以前に同じ薬剤の点滴を行ったが、その時はで大丈夫だった。


◆抗がん剤治療:私は乳がん闘病時に抗がん剤治療はしていないが、多くの病院仲間が抗がん剤治療を頑張った。術後に抗がん剤治療の場合は、「再発しなければ効果があった、再発すれば効果がなかったの判定で、統計的には...........。抗がん剤治療による身体への大きなダメージ(副反応)があるにもかかわらず、再発する人もいます」といった説明を受ける。癌の種類やステージによるが(詳細は省略)、決断に迷う人が多い治療だ。抗がん剤は多くの副反応があるが、脱毛などほぼ100%の人に出現するものから、出現率が低い重篤なものまである。が、実は私は、「抗がん剤治療中に心筋梗塞」「因果関係を証明できないが、抗がん剤治療中に歩けなくなった」「抗がん剤治療で頬が黒くなってしまった」という、出現率が低いとされる副作用を経験した(している)病院仲間に実際に出会っている。悪性リンパ種と戦っていた私の友人(同年代)も、因果関係を証明できないが、抗がん剤治療中に難病指定の難治性の肺炎に罹り、その肺炎が原因で旅立った。もちろん、これらの重篤な反応が出ない人の方が圧倒的に多い。


◆全身麻酔:毎回、激しい嘔吐の副反応が出る。女性にはよくあることらしいが、私の嘔吐は非常に重いらしい。記憶に新しい一昨年の秋の肩の手術の術後の嘔吐は、意識が飛ぶような表現が難しい経験したことがない症状が頻繁に現れ、「ヤバいかも?」と何度か思った。「私の体質には標準麻酔投入量では多いと思う」と知り合いのベテラン麻酔科医が助言してくれている。


ここで何が言いたいか........。「治療・医療行為はリスクをとった勝負、100%安全なんてあり得ない!」ということだ。メリット・デメリットを勘案し、腹を括って決めるしかない。

ワクチンも同様だと思う。海外赴任に伴い、各種ワクチンを接種した経験があるので、次回はワクチン接種の経験について書いてみます。「ワクチン接種後に数日間熱で寝込んだ」という話は珍しい話ではない。




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