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先日、聖路加国際病院、ブレストセンター長の山内先生(乳腺外科医)の講演を聞く機会があった(E-BeC主催。詳細は後日)。有名な先生なので、ご存知な方も多いかもしれないが、「これは大切!これは使える!」と思える情報があったので書いておきたいと思います。
それは「Shared Decision Making/意思決定共有主義」。私の解釈で簡単に言うと、「医師と患者の双方ともが、主体的に考え情報を共有し治療方針を決定する」といった考え方だ。具体的には、「患者は、『難しいことは分からないから先生(医師)に任せます』等と全てを医師に委ねるのではなく、病と向き合い、自身の価値観・置かれている状況などを勘案した上で、『私はこうしたい』『こう過ごしたい』といった希望を医師に伝える。医師は患者から得た情報を勘案し治療提案をする。医師と患者が情報を共有し・話し合い、患者が納得して治療方針を決めることが重要」といったものだ(私の理解ベース、要確認)。
アメリカで医師として働いた経験が15年ある山内先生。アメリカでは当たり前のこの考え方の普及に尽力されているようだ。そして、下記の紹介があった(下記サイトからダウンロードが可能)
◆乳がん手術方法の意思決定ガイド「自分らしく"決める"ガイド(乳がん手術方法編)」
この情報をもとにちらっと調べてみた。参考になると思ったリンクは下記。
◆患者中心の意思決定支援とは?
◆質の高い意思決定ガイドのための国際基準
◆意思決定ガイドを開発する
調べていると、下記サイトも見つかった。私が乳がん告知を受けた頃(7年半ほど前)に時々参考にしていた「アピタル乳がん夜間学校」だ。2011年4月の第1回目-1時限目「山内英子先生のお話」 内の後半に、上記の「Shared Decision Making/意思決定共有主義」のお話が出てくる(リンク内にビデオあり。私は全てを観ていない)。
偶然にも前回の投稿は「パソコン画面ばかり見て患者を殆ど見ない」だった....。これは医師側の話だが、患者側の意識改革も必要だと私は思う。このブログで時々書いてきた「病と闘う覚悟、治療方針などを自分で選択し責任をとる覚悟」だ。
乳がん....。「乳房再建が可能か否か」「乳房再建方法」「遺伝性乳がんの可能性」「遺伝子検査への考え方」など、乳がん告知の頃から様々なことを考え選択しなくてはならない。精神的に余裕がない状態でだ。そんな時に頭を整理するツールとして、上記の乳がん手術方法の意思決定ガイド「自分らしく"決める"ガイド(乳がん手術方法編)」は助けになると私は思う。
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