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私にとって手術は全身麻酔の副作用・嘔気嘔吐との戦いだ。1ヶ月ほど前に受けた左肩手術の術後は、この嘔吐が激しく、本当に苦しかった。身体へのダメージも大きかったようで、体調が100%回復するのに2週間ほどかかった。術後4日目には元気に退院したが、疲れやすさなど様々な面で「体調は100%は戻っていないな.....」と感じていた。

それで、今日、たまたま目にした静岡市立清水病院の麻酔科が書いている投稿記事。とても分かりやすく、私の今までの5回の全身麻酔の経験に照らし合わせてみても納得がいく!なので、今日はそのあたりを書いてみたいと思う。

*上記リンク記事を一読して頂き、記事を参照しながら下記を読んで頂くと分かりやすいと思います。

まずは、リンク記事内にある術後嘔吐の因子について。私は.......
◇性別:女性
◇年齢:個別に後述
◇乗り物酔いの有無:今は乗り物酔いを殆どしないが、小学生の頃は酔いやすかった
◇喫煙:非喫煙者
◇手術時間:個別に後述
◇手術術式:個別に後述
◇その他:片頭痛はないが、物凄く疲れると嘔吐をする体質。術前の不安はそれほどでもない。人並み以下だと思う。

リンク記事内に、術後嘔吐の因子が高い患者向けの対策の一つ目として下記記載がある。なので、全身麻酔がかかる時に、「吸入麻酔から入ったか、静脈麻酔から入ったか」ということについても記載してみる。

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全身麻酔薬の選択です。麻酔薬には肺から吸収する吸入麻酔薬と静脈内に投与する静脈麻酔薬があります。それぞれ利点、欠点があって使い分けていますが、吸入麻酔薬がより悪心・嘔吐を発生させる危険が高いことが報告されています。そこで術後の悪心・嘔吐の危険性が高い患者様には、可能な限り吸入麻酔薬の使用を控えています。
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全身麻酔に関する他のサイトを複数斜め読みすると、「成人は一般的に静脈麻酔で麻酔をかけ、患者が眠った後に吸入麻酔もかける。一般的に2種類の麻酔を併用する」と書かれている(要確認)。一方、子供は吸入麻酔で麻酔をかけるとあった(要確認)。


全身麻酔1回目、シンガポール
【因子】
◇年齢:30代
◇手術時間:2時間ほど
◇術式:腹腔鏡手術、卵巣嚢腫
【麻酔・嘔吐対策】
◆吸入麻酔で眠った
◆一般的な鎮痛剤の投与をしていたようだが、痛みがなかったこと・嘔吐が酷かったことにより、鎮痛剤は途中で使用中止。「鎮痛剤は吐き気に繋がることが多いので使用を中止する」と説明された記憶がある。
◆吐き気止めの使用状況は全く覚えていない。
【術後の嘔吐状況】
〇病室に帰った途端に嘔吐開始。半日、断続的に嘔吐。結構苦しんだ。


全身麻酔2回目、東京
【因子】
◇年齢:40代
◇手術時間:4時間ほど
◇術式:右乳がん、右乳房全摘&エキスパンダー挿入手術
【麻酔・嘔吐対策】
◆静脈麻酔で眠った。
◆鎮痛剤をはじめ痛みコントロール薬剤は一切使用せず。
◆麻酔から目覚めた時、「吐き気はどうですか?」という言葉がまず耳に飛び込んできた。吐き気止はそれなりに使用した記憶が....。.一晩苦しんだ後の座薬の吐き気止めで嘔気嘔吐から解放された。
【術後の嘔吐状況】
〇1回目の術後ほどではなかったが、常に吐き気があり数回ほど嘔吐。


全身麻酔3回目、東京
【因子】
◇年齢:40代
◇手術時間:3~4時間ほど
◇術式:右乳房再建、シリコン・インプラント手術
【麻酔・嘔吐対策】
◆静脈麻酔で眠った。
◆鎮痛剤をはじめ痛みコントロール薬剤は一切使用せず。
◆当時は保険適用外で自費で行った。「麻酔科医が術後嘔吐対策にかなり気を使ってくれた。保険適用手術では使用できない強力な吐き気止めの投与が行われた」と形成主治医から報告を受けた。
【術後の嘔吐状況】
〇術後に主治医の説明を普通に聞くことができた。暫くして少しムカムカしたが嘔吐はしなかった。ムカムカした時に吐き気止めを服用したか否かは覚えていない。


全身麻酔4回目、福岡
【因子】
◇年齢:50代
◇手術時間:2時間ほど
◇術式:左肩関節鏡下手術
【麻酔・嘔吐対策】
◆静脈麻酔で眠った。
◆鎮痛剤をはじめ痛みコントロール薬剤は一切使用せず。肩の手術で一般的に行う神経ブロックも行わなかった。
◆手術中から吐き気止めを使用。手術中に胃の内容物を取リ出す対策もしてくれた。
【術後の嘔吐状況】
〇術後吐き気が全くなかった。とても快適だった。午前中に手術が終わり晩御飯は普通に食べたと記憶。夕方には一人で歩いてトイレに行っていた。夜中に少しムカムカしてきたので、吐き気止めの錠剤を服用。これが効いてその後も快適に過ごせた。


全身麻酔5回目、東京
【因子】
◇年齢:50代
◇手術時間:5時間ほど(らしい)。ただし全身麻酔は7時間半かかっていた。午前8時半頃に全身麻酔がかったが、手術が始まったのは10時半あたりとか。空白の2時間.....。目覚めたのは午後4時半。
◇術式:左肩関節鏡下手術
【麻酔・嘔吐対策】
◆吸入麻酔で眠った。術前の麻酔科との面談で、「術後嘔吐が激しい場合は静脈麻酔からなんだが、足からの点滴(左肩の手術なので右腕からの点滴が一般的だが、私は右側乳がんなので右腕からの点滴は不可)なので、静脈麻酔から入るのは難しい.....」といった説明を受けた。
◆鎮痛剤を初め痛みコントロール薬剤は一切使用せず。肩の手術で一般的に行う神経ブロックも行わなかった。
◆手術中から吐き気止めを使用。術後も点滴・座薬を限界まで使用した。
【術後の嘔吐状況】
〇悪夢!物凄く苦しんだ。嘔吐し過ぎて、後日、腹筋全体が筋肉痛になった。詳細はこちら


この記事を読んで自分の経験に照らし合わせてみると、吸入麻酔で眠ると嘔吐に繋がることも伺える。



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