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前回の投稿で触れた平成最後の天皇誕生日に旅立った友人。彼女は、某大学病院で悪性リンパ腫の治療を受けていた。そして、その治療・抗がん剤治療中に難病指定の呼吸器疾患に罹患。しばらくは、その大学病院に入院していたが、日本の医療制度の関係で、転院を余儀なくされた。3ヶ月毎の2度の転院.....。1ヶ月半ほど前に私が彼女に会ったのは、入院期間に制限がない療養型の病院だった。

この1ヶ月半ほど前の彼女との面会。詳細は省略するが、様々な偶然が重なって実現したことだった。1つでもタイミングや条件があわなければ実現しなかった。「昨日、高野山で祈りまくった想いが通じた?神の力?」とふと思ったほどだった。奇跡だった。

会えただけでも奇跡だったのに、数時間もの会話ができたのは、神様が与えてくれた時間としか思えない。なぜなら、私が彼女の病室に入った時は、彼女はベッドに横たわり、鼻からの酸素吸入(鼻カニュラ)の力を借りて懸命に呼吸をしていて、会話は殆どできない状態だったからだ。

そんな彼女の傍らで、私はインドの話などを一方的に話し続けた。彼女は首で返答をしたり、最低限の言葉での返答のみだったが、しばらくすると、彼女の呼吸リズムが整い、彼女からの言葉が自然とドンドン増えた。笑みがこぼれたり、表情が豊かにもなった。いつもの彼女と話している錯覚に陥ってしまう瞬間もあった。様々なことを話した。

今、あの時の光景を思い起こすと、何だかとても不思議な感覚になる。神様がくれた時間のように思う。最後に彼女とあれだけ話せてとても幸せだが、その分、悲しみも募る。

彼女と私。30年ほどの付き合いだ。時には意見が対立することもあった。お互い忙しくて半年以上連絡をしなかった時期もあった。だけど、何だろう.....。何かあれば助けてくれるような信頼があった。

今年も残すところ1日。日本で美味しいモノを食べながら笑っていられる状況に、今までに感じたことがない幸せを感じる。ここまでの幸せを感じることができるのは..........言うまでもない。ありがとう~!



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