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アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。

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乳がん手術を受けた病院で、乳腺外科主治医から「ステージ0の非浸潤癌の可能性が高い。温存手術も可能だが、乳管内の癌の広がりや、右下外側の病巣位置(右乳房)により、温存した場合は術後の乳房の形はかなりイビツになる(図で示された)。全摘+再建の方がいいと思う。再建可能な超初期なので、再建を検討してみて下さい」と形成外科を紹介され、形成外科を初めて受診したのは2012年の秋。丁度6年前だ。ここから私の長い再建の旅が始まった。

因みに、私の病院では、乳腺外科主治医の紹介がないと形成外科を受診できない。要は「再建が可能な状態」という乳腺外科主治医による診断がないと再建を検討できない、ということだ。当たり前だが、乳がん治療が優先だ。


◆A:形成の初診はA医師。自身の下腹部の組織を利用した自家組織乳房再建(深下腹壁穿通枝皮弁法)の名医の一人として名の知れた医師だった。

◆B:術前のエキスパンダーの位置決めなどは中堅のB医師。

◆C:エキスパンダー挿入手術担当は若手のC医師。後日に知った。形成外科医は、消化器などの他の部位の癌手術中に状況に応じて呼び出され手術を行う。また、エキスパンダー挿入を予定していても、術中検査と乳腺外科医の判断で、エキスパンダー挿入が中止されることもある。なので、エキスパンダー担当医は術前に知らされることがなく、当日に決まるのだが、当時はその状況やチーム診療が理解できておらず不安だった。

◆B&D:入院中の状態チェック・退院後しばらくは、中堅のB医師が主。たまに形成外科部長のD医師。

◆A:再建方法(自家組織 or インプラント)をめぐり、形成外科内で意見が分かれ、自家組織を検討することになり再びA医師のもとに。

◆E:インプラント+脂肪注入を検討するにあたり、脂肪注入をメインで行っていた若手E医師の診察を受診。

◆C:再建方法はインプラント+脂肪注入と決断。自身でC医師を主治医と決めた。瘢痕拘縮手術・シリコンインプラント手術・脂肪注入・乳輪乳頭再建はC医師。エキスパンダーへのお水注入のための診察はC医師とE医師に担当してもらった。

◆F:たまに処置を担当してもらった一番若いF医師。

◆C:定期検診はC医師の診察を受けている。

その他の研修医も含め、形成外科医全員の診察を受けた。同じ病院で乳房再建をした方々主催の再建者の集まりにも出席するようになり(この集まりは数年前に終了)、形成外科の状況にちょっこら詳しくなった。

当時はアナトミカル型(しずく型・現在最も多く使用されている型)シリコンが保険適用前ということもあり、保険適用の自家組織再建希望者が今よりは比率的には多く(と思う)、自家組織乳房再建(深下腹壁穿通枝皮弁法)の名医の一人・A医師の診察待ち時間は他の医師に比べて長かった。

*当時の自家組織乳房再建(深下腹壁穿通枝皮弁法)の手術時間はとても長く(朝から夕方・晩まで。現在は多少は短くなっていると聞く)、A医師一人が担当している分けではない。他の形成外科医数人も手術室に入って担当していた。

あれから6年。D部長医師と私の主治医のC医師は常勤医師として在籍しているが、他の医師は病院を離れたり、週1度、非常勤で勤務しているだけだ。形成外科医の数は増えたが、メンバーが入れ替わった。で、6年前は待ち時間があまりなかった主治医の診察。今は少なくとも1時間は待つ。合理的なシステムになってるにもかかわらず。

この6年で多くの症例を担当し、今やベテラン医師の私の主治医。発言から「多くの症例を担当したからこそ、言える発だね」「立場が上になって......」などと偉そうなことを、今回のシリコン・インプラント術後5年検診でとても感じた。

私はこの6年で千葉→福岡→インド・チェンナイ→東京を巡ってきた。シリコン・インプラント術後5年検診の内容は次回に。

今日のオマケは5年前に私の体内にあったコレ!700ccのエキスパンダー。5年前の今日から数日後にこれを取り出し、シリコン・パイが誕生した。下記写真は採れたてホヤホヤな分身。いや~、手で実際に持ってみて思った。「デカい!重たい!」と。形成主治医も同様なことを言っていて、私は「アンタがここまで大きくしたんじゃん!」と心で呟いていた。

分身

エキスパンダーに関連する他の画像は、「エキスパンダー・シリコン画像」カテゴリーの3記事内にある。興味のある方はどうぞ。

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