ご訪問ありがとうございます。
アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです（ブログ名は同じ）。インド・チェンナイ関連記事は80％ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが（FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい）、乳がん＆乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。（詳しくはこちら目次を）。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。
下記はFC2で2014年3月1日に投稿した記事のコピペ投稿です。
-----------------------------------
昨日の記事の続きで、「術後合併症」に関する説明です！
乳がん手術直前に貰って、その存在するすっかり忘れていた文字だらけの資料の要約です。私の理解・要約に基づく説明として参考にして下さいね。
【術後出血（当日から翌日）】
★文字通りなので、説明は省略。
★圧迫で対処できる場合がほとんどだが、場合によっては再手術。
↑
主治医から説明を受けたことをしっかりと覚えている。やっぱり、大変な？合併症は印象に残ると思われる。同時期に入院したがん友の一人が、不運にも術後出血になってしまい圧迫で対処した。なので、今は術後出血についてよく理解できている。
【血栓症（当日から翌日）】
★エコノミークラス症候群：じっとしていることにより血栓ができてしまうこと。
↑
これはよく知られていること。私の病院では、術後６時間程度は、血栓防止のために足にマッサージ器をつける。
【ドレーンに関するトラブル（当日から数日）】
★切除した箇所には空間ができる。この空間には組織から染み出てくるリンパ液が溜まり傷の治りを妨げる。なので、ドレーンをその空間に入れてリンパ液を体外に出す。
★ドレーンに関するトラブルが生じたり、ドレーン挿入による痛み・違和感が出たりする。
↑
☆「術後にドレーンを挿入する」という説明は主治医から受けたが、「なぜドレーンを挿入するか」については説明は受けなかったな...。そこまで説明する時間がないので、この資料が配布されたと思われる。私は排液量がなかなか減らなかったので、入院中にその原因を探る過程で、「....空間ができる。エキスパンダーを入れている場合は、入れていない場合より空間が出来やすい。傷口・皮膚の状態に問題がなく、術後早い時期からエキスパンダーにある程度お水を注入することができると、内圧がかかり（空間が減り）、排液量が減りやすくなる」ということを知った。
☆「一次再建でエキスパンダーを入れた場合は....」という説明が術前にほしい！！
☆「ドレーンを挿入している箇所が痛い・そのあたりに違和感を感じる」という声を入院中によく聞いた。私はドレーン挿入期間が長かったこともあり、鎖骨下あたりに、ドレーンが擦れるような変な痛み？違和感？を感じることがあった。
【リンパ滞留液（ドレーンが抜けてから１ヶ月くらいまで）】
★ドレーン抜去後、傷口周辺にリンパ液などが溜まることがある。
★場合によっては、注射器で溜まった液を抜く。
↑
私の場合は....
☆乳がん手術後は、ドレーンの挿入期間が長かったこともあり、ドレーン抜去後に滞留液を注射器で抜くことはなかった。
☆瘢痕拘縮形成手術・シリコン・インプラント手術の時は、ドレーン抜去後に滞留液を注射器で抜いた。処置を判断したのは形成外科。瘢痕拘縮形成手術の後に滞留液を抜いたときは、「この程度の滞留液だったら抜かなくても問題がないが、抜かないと被膜が出来やすくなる。せっかく被膜をとったので....」と形成主治医が話していた記憶があるが定かではない。
☆私の周りには、ドレーン抜去後に滞留液を注射器で抜いた人が結構いる。
【皮弁壊死（数日から１ヶ月くらいまで）】←最後にキタ～～！！
★乳がん手術では皮下の脂肪と乳腺を取る。このことにより皮膚が血流を受けにくくなる。
★血流を受けにくくなった皮膚は変色したり、場合によってはカサブタになったりする。
★場合によっては、変色やカサブタなどになった部分を除去し傷を縫い直すこともある。いずれにしろ、きちんとした皮膚が生えてきて治る。
↑
☆「たまに傷口周辺の皮膚が壊死したりすることがある。その部分を切り取るなどして対処する」という説明を乳腺外科医主治医から術前説明として受けた。でも、具体的にイメージできなかったし、術後、自分が実際にこの状態になった時、皮弁壊死が起こっているとは分からなかった。
☆私の場合は、術直後、傷口が真っ黒でグロテスクな状態になったものの、壊死することなく回復に向かったが、一部はカサブタになり、その周辺は綺麗には治らなかった。半年後に行った瘢痕拘縮形成手術時にその部分を切り取った。
☆一次再建でエキスパンダーを入れた人の方が皮弁壊死のリスクが高いと聞く。このあたりをもっと明確に説明してほしい。
コヒーシブ・シリコンのアナトミカル型が今年１月に保険適用となり、シリコン・インプラントによる再建希望者が急増していると聞く。特に、排液・皮弁壊死に関しは「一次再建の場合は............」という説明を明確にしてほしい！
「読んでよかった」と思われたら
↓応援クリックをお願いします。
人気ブログランキングへ
クリックすると「乳がん」カテゴリーのブログ一覧に飛んだり
「インド」カテゴリーに飛んだりします。ご了承を。コントロール不可みたいで.....