ご訪問ありがとうございます。

アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。

下記はFC2で2014年2月28日に投稿した記事のコピペ投稿です。

-----------------------------------

 

かな~りバタバタ!
家にあるガラクタを処分しなくてはならない状況で、乳がん手術・再建関連の資料及び書類を整理していたら、見覚えのない文字だらけ資料を発見!日付によると、その資料は、乳腺外科主治医による術前説明時に貰ったようだ。乳がん手術直前で、術式などに注意が集中していたと思われる。

そして、その資料には「手術後の運動・知覚障害について」「術後合併症について」に関するそこそこ詳しい説明が記載されている。そこで、なが~い説明を要約してみる。実は、この説明文、ちょっと分かりづらい。体験したから分かる部分もある。私の理解・要約に基づく説明として参考にして下さいね。

【運動障害】
★腋窩リンパ節郭清をした場合の肩関節の運動障害(腕が上がりにくくなる)。
★肩関節の運動障害は、患側の腕をあまり動かさなかったり、患側の筋肉の緊張が続いたりすると簡単に起こる。
★筋肉は縮んだ状態が続くと短縮し、それを伸ばそうとすると痛みを感じる。
★腕を上げる筋肉や神経(運動神経)は切断されていないので、術後、早い時期から筋肉を動かし、筋肉を常にリラックスさせることが必要。

一般的によく知られていて、術前でもイメージしやすい内容だ。私もこれに関しては、ある程度覚悟していた。実際は覚悟していたほど不自由がなかった。多分、センチネルリンパ節生検のみだったからだと思う。

【乳房を剥がした皮膚の知覚障害】
★乳房は皮膚から剥がしてから切除するので、知覚神経が皮膚の手前で切断される。知覚神経が皮膚に入ってこなくなる。全摘の場合は知覚障害が広範囲に及ぶ。鎖骨あたりから肋骨の下の方までの乳房を取った後の前胸壁の大部分に知覚障害が起こる。
★周囲の知覚神経がゆっくりと伸びて来ることにより、知覚障害の範囲は少しずつ狭くなるが、かなりの年月を要す。

正直、ここまで知覚障害が出るとは思ってもいなかった。確かに、感覚は徐々に戻ってきている。

【上腕内側の皮膚の知覚障害】
★上腕内側の皮膚の知覚障害は、腋の下を通って上腕の内側に分布する神経(主に肋間上腕神経)が腋窩リンパ節郭清により切断されるために起こる。
★周囲の知覚神経がゆっくりと伸びて来ることにより、知覚障害の範囲は少しずつ狭くなるが、かなりの年月を要す。

私はセンチネルリンパ節生検だけだが、術直後、上腕内内側の知覚障害が結構あり、かなり驚いた!センチネル5個に周辺2個の合計7個摘出していることや、腋窩の抉れ具合から、レベル1の郭清と同等、と勝手に思っている。そのために知覚障害もそれなりに起こったと推測している。感覚は徐々に戻ってきている。

【上腕内側の神経障害】
★ビリビリ感。
★リンパ節郭清時に腋の下を通る神経が残った場合に、残された神経が手術中の操作により刺激を受け、過敏になるためと考えられている。
★一年程度で元に戻る。

「ビリビリ感」は体験済み。術前のオリエンテーションで看護師さんから説明を受けたので、「来た来た」という感じだった。術後数週間後から数か月後あたりにあったと記憶する。ビリビリ感がなくなったら、上腕後面の張り感・違和感が全面に出てきた。多分、これも、神経が過敏になっていることが原因だと推測している。

「術後合併症について」ついては次の記事で。

 

「読んでよかった」と思われたら
↓応援クリックをお願いします。

人気ブログランキングへ
クリックすると「乳がん」カテゴリーのブログ一覧に飛んだり
「インド」カテゴリーに飛んだりします。ご了承を。コントロール不可みたいで.....