アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちらを)。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。
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6年前の9月。不安を抱えこの病院の門を初めて潜った。院内は予想以上に綺麗で、緊張が少しだけ解れた。「ここに居る人の殆どが癌患者なんだ....」と思った。家族の病歴など質問がズラッと並んだ初診問診票への記入などなど....。初診手続きだけで疲れた果てた。
乳がん初診ゾーンに向かうために奥に進むと、下記中庭があった。癒された。
あれから6年。この中庭は、検査室などの増床・増築工事で消失!今はオープン・カフェ風のエリアがちょこっと残るだけだ。しかも目の前を車が通る。ないよりはマシだが。
昨年10月下旬の術後5年検診時。インド・チェンナイから一時帰国することを前提に、9月下旬と10月上旬の検査診察予約を入れた。乳腺・形成の双方の検査・診察を効率よく行うための日程調整に苦労した。
因みに、私の病院では、最終診察日から1年以内の日時で、1年後の定期検診の予約を入れる必要がある。昨年10月時点で、今年10月の予約が取れない日がかなりあった。しかも、病院の方針により、乳がん検診結果の通知が郵送から当番医の診察に変更になっていたので、「マジ~!」と心で叫びながら1年後のカレンダーと睨めっこした記憶がある。
ステージ0の非浸潤性乳管癌の私。激増する乳がん患者への対応に追われる病院にとっては、私は真っ先に手放したい患者。術後2年を過ぎたあたりから、検診の度に「家の近くの提携乳腺外科クリニックでの検診、何かあればこちらに!」と乳腺外科で勧められた。
「転勤族で....。しかも、今はインド在住で....。来年は東京かもしれないし.....。形成は年に一度は検診に来て欲しい、と言っているし....」と昨年、乳腺外科の当番医に言った記憶がある。「来年は東京かも」がまさか現実になろうとは....。しかも、今の家は、乳がん手術を受けた当時の家よりも、はるかに病院に近い。結果的にそうなってしまったのだが、「なんだか....」と思うことがある。
本日行った検査は、健側のマンモと、健側及び脇下など患側シリコン・パイ周辺のエコー検査のみ。この6年で検査項目は減った。以前なら、血液検査と肺のレントゲンがあった。
ステージ0だから検査項目が減ったわけではない。術後定期検診内容の見直しがあった。個人差はあるが、ステージ3の方も検診の頻度・検査項目がかなり減っている。「最新の研究データに基づくと.......新しい検診頻度・検査項目で十分」といった説明を読んだ記憶がある。
「検査項目の削減には、国からの医療費削減の要請があるのでは?」と邪推しているが、定期的に様々な検査をすれば100%早期に発見できる訳ではない(もちろん、発見できる場合もある)ので、自分で「アレ?」と小さな異変を感じたら直ぐに病院に行き検査をするのが一番!と考えている。自己管理が求められる!
これら以外にも、様々な点で病院は変化した。まずは乳腺外科医師。人数が物凄く増えた!そして顔ぶれも変わった。6年前から在籍する医師は4名だ(割合では物凄く少ない)。当時の私の主治医もいない。形成外科も乳腺外科ほどではないが医師の数がかなり増え、顔ぶれも変わった。こららは当時の主治医がまだ在籍しているので有難い。
そして、外国語を耳にする頻度がかなり上がった。特に中国語!日本の医療保険制度の盲点をついた国保悪用のケースでないことを祈る!詳しくはここ。中国在住経験者からすれば、「日本の制度は悪い人がいないことが前提だよね....。これじゃ~、絶対に悪用されるよね....。医療保険にしろ、生活保護にしろ」と思ってしまう。
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