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前回の投稿の続きをちょっこら。
インド・チェンナイでは、天然由来成分・素材の商品が日本より遥かに多いように思え、色々と試した。今日は天然成分100%をうたっている大衆ブランドについて書いてみたい。
「本当に天然成分100%?」と疑い、購入時に店員さんに確かめたが、「もちろん!天然成分100%!」と自信満々の返答。でも定かではない。現に、ちょっと突っ込むと答えに詰まる。前回の投稿で紹介した高級品KAMAの店員さんですら同様だった。
話がそれるが、インド人は確信がないことでも断定的に言いきる。道や店のある場所を尋ねると、「それは.....」と皆、親切に笑顔で教えてくれる。が、間違っていることも多々。私のドライバーは「あの人は、.......と言っている」と話半分に聞いていた。「尋ねられたら、分からないとは言わない。知っているかのように何らかの答えを相手に示す。尋ねた人は話半分に聞く」がチェンナイの風習だと理解した。
話を戻して。下記はインドに住み始めた頃に購入した天然成分100%?の大衆ブランドの品々。
Himaraya/ヒマラヤ
最も有名なブランド。お手頃価格。スーパーでも売っていた。コスメ・スキンケアだけでなく、ハーブなど天然由来を原料としたサプリ錠剤などもある。総合衛生健康用品メーカー・ブランドといった感じ。
〇シャンプー
「ふ~ん」っていう感じ。「本当に天然成分100%?」と疑いつつも、洗髪後はバサバサ感があったので、日本の大衆メーカのシャンプーに比べればかなりマシかな?化学物質はかなり少ないかな?と思った。
〇石けん
普通。悪くなかった。天然成分100%でなくても、天然成分が主でこの値段だったらアリだと思い、「インドばらまきお土産」として使った。
〇マウスウオッシュ
夫が使用。悪くないとの感想。日本では「リステリン/LISTERINE」を使用していたが、チェンナイではずっとHimalayaを使い続けた。
◆Biotique/バイオティーク
大手のドラッグストアや外国人・富裕層利用客が多いスーパーで販売していた。上記のHimalaya/ヒマラヤよりもお値段が少しだけ高め。それでもリーズナブル。コスメ類がヒマラヤより充実していた(私がよく行っていた大手ドラッグストアだけがそうだったのかもしれないが)。
〇シャンプー・リンス
色が鮮やか過ぎて「本当に天然成分のみ?」と疑った。こちらも、日本の大衆ブランドのシャンプーよりは安全かな?と思った。
〇ボディー・クリーム
チェンナイに住み始めてすぐ、Phoenix Mall/フェニックスモール内のHealth & Glowにて購入。そのボディー・クリームは10種類ほどあり、種類を決める果物や野菜が絵になっている、インドによくあるパターン。店員さんにアレコレ訊き、一番売れ筋のモノを買った。足の裏に塗ったり、日焼けが気になった時に塗ってみたりしたが、効能は分からない。塗った時に肌に違和感はなかった。お土産としても悪くはないと思った。
〇香水(上記写真の金色のパッケージ)
店員の説明によると、100%天然成分の香水。お手頃価格で悪くなかった。香水をつけないが、汗かきなので買ってみたが、もっぱらドライポプリの上にシュッシュして芳香剤的に使っていた。まだ残っていて日本に持ち帰っている。日本でも芳香剤替わり。お土産にしようと思っていたが、急遽本帰国になったため買えなかった。
〇フェイスクリーム(銀色のパッケージ)
前回の投稿で書いたように、私は10年ほど前から基礎化粧品を使っていないが買ってみた。スイスとの共同開発で100%ナチュラル成分、お手頃価格で試してみたくなった。それなりに使ったが効果は分からない。肌に塗った時に違和感はなし。1/3程度残っているので持ち帰っている。
Himalayaの下記ハーブ・サブリも試してみた。症状にあわせて服用してみたが効能は実感レベルとしては不明。ただ、ちょっとした体調不良の時に下記を服用して回復はした。が。サプリの効能なのか、安静にしたためなのかは不明。
アーユルヴェーダを習い始めてからは、Triphala/トリファラへの信頼度が上がり、下記のオーガニック錠剤を気が向いたら飲んでいた(いる)。本帰国前に購入して持ち帰ってもいるが効能は実感レベルとしては不明。
ここに記載した以外にもいろいろある。私は乳がん闘病を機に、天然由来の成分になるべく切り替えたので、チェンナイの天然由来の商品はとても興味深かった。防虫剤や虫よけ線香も天然成分100%を使っていた。化学物質・添加物大国の日本。インドを見習いましょう!と思ったことも。日本の化学物質・添加物は知れば知るほど恐ろしくなる。私は「できる範囲で!」と割り切って自然由来のモノにシフトしているが、添加物だらけと分かっていても、美味しいと思えるお菓子は、添加物なんて忘れて「う~ん。美味しい!幸せ!」と食べることにしている。
あと、「毎日のシャンプーは疑問。お湯だで洗うだけでも十分」とアーユルヴェーダの先生は言っていた。司令塔の頭部を特に重視するアーユルヴェーダ。「石油系界面活性剤など多くの科学物質を含むシャンプーを頭皮に浸透させるなんて!なんだろうな......」と思った。美容師の乳がん病院仲間も、「一般のシャンプーは薄めて少量で。抗がん剤使用時は特に」と石油系界面活性剤の危険性を指摘していた。
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