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平昌オリンピック開幕。日本では盛り上がっているのかな?日に日に陽射しが強くなり、夏になってきたチェンナイでは冬季オリンピックを感じることができない。それでも開会式はライブではないが観た。各国選手団入場では、数人の寂しいインドに続いて、イルボンの日本!「おお!インドの次に日本!」とそこに反応した。

さて、私が通シヴァナンダ・ヨガ・センター。「あの~、私は1年ちょっと前に左肩の手術をして.....右胸はシリコン・パイで....肩甲骨回りの可動域が.....しかも、その影響で、臀部に痛みが....こんな状態でヨガを始められますか?ヨガの経験は全くないですが.....。スポーツは好きで断続的にしていて.....ここ1年リハビリでストレッチは.....」と一人で初めて訪問したのが昨年4月。最初にプライベート・レッスンを10回受け、それからは週に3~4回、オープン・クラスに通っている。各種スポーツで無理をして怪我をした経験が何度かある私。「ヨガはイメージよりキツイ!無理はしない!怪我をしたら継続できなくなる。意味がない」を自分に言い聞かせここまで来た。とにかく、手術により生じた可動域制限や痛みを少しでも改善したかった(したい)。

継続すること10ヶ月。ここ最近、「継続は力なり!」を凄く実感でき嬉しい!左肩脱臼手術後のリハビリ時に理学療法士から、「骨盤周りに負荷がかかり骨盤がずれていると思います。ずれていると言っても数ミリ程度。それが.....」と説明を受けた。因みに骨盤がずれていると片足立ちでバランスがとりづらい。

なかなか改善しなかった臀部周りの筋肉が、今年に入ってから柔らかくなり、苦手な後屈の柔軟性も増した。シリコン・パイの影響で硬かった背部も可動域が増した。全て繋り連動している筋肉・身体。今まで引っ掛かっていた部分がゆるみ、全体的な動きが一気によくなった感じだ。

身体的な制限がある50代のおばちゃんだが、自分で言うのもなんだが、ヨガのポーズ・アサナはできる人になっている。継続は力なりだ!因みに、医師から禁止されているブリッジはしていない。ヘッドスタンドは禁止されていないが、足をある程度以上あげると手術をした左肩に負荷がかかり痛みが出るのでハーフ程度だ。整形外科の主治医から「左肩のインナー・マッスル・トレーニングは一生続けてね!」と言われが、これが地味で面白くないのでかなりサボり気味。明らかに左肩はインナー・マッスルが弱い。

さて、本題?シヴァナンダ・ヨガの創設者、スワミ・シヴァナンダは元々は西洋医学の医師。医師として活躍したのちに出家しヨガ道を極めている。先日、友人から下記本を借り読み始めた。



シヴァナンダ・ヨガでは、心の解放・コントロールが重要視されている。シヴァナンダだけでなく、古代インド科学に基づくヨガ全てそうなのかもしれない。因みに、私が習っているアーユルヴェーダ・クラスでも、「頭は心身の司令塔で重要。身体に痛みなどを感じたときは、その部分を休めたりする処置ができるが、頭、つまり精神に疲れを感じた時はそれがなかなかできない。なぜなら頭は常にいろいろ考えてしまうからだ。頭/精神・心をコントロールできるようになれば体調のコントロールができるようになる。だが、それはとても難しい。頭/精神・心をコントロールする術を得るためには、ヨガの呼吸法や瞑想などの訓練が必要」などと身体を健康に保つには心を健康に保つ重要性が良く出てくる。

それで、上記本を読み始めたばかりだが、「第二章、心と体」で次のような記述があった。因みに、この本の初版は1935年だ。

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「嘆かわしい医術」
世界中の多くの医学、特に対処療法を重要視する医者が、患者にむしろ害を与えているのは嘆かわしいことだと私は思う。患者に対して病気というものを誇張しがちであり、あらゆる空想上の恐怖感を患者の心にかき立てるのだ。医者には自分の言動が、患者の心にどんな暗示や影響を与えるのかが良く分かっていない。「この病気はたいしたことはない。一、二時間のうちに治してあげます」といえば、患者はあまりお金を支払わないだろう。だから、儲けるためにも悪い暗示を与える。「あなたは重病だ。不治の病だ。恐ろしい毒、恐ろしい病原菌があなたの体に潜んでいる」と診断する。すると、患者は、医師の与えたよくない暗示のせいで、みじめにも空想の恐怖感で夜もおちおち眠れない。「いつ死ぬか知れない。先生が私の病気は不治の病だと言われたのだから」と患者は憂鬱な日々を送る。実際にはこの気苦労、不安、恐怖感が患者の体内で日々、何百万もの白血球を殺して免疫力を下げてしまう。そんなことはおかまいなしに、単に自分の医者としての技量や名声を誇示するために、よくない暗示を与える医者が多いことは嘆かわしいことだ。
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これを読んだ時、正直、乳がん闘病中の様々な場面、病院仲間の様々な言葉が鮮明に蘇ってきた。医師からすれば「これは極端でしょ!そうかもしれないが、現実的には.....。今の医療現場での現状だと....。法律的にも....。患者の中には.....」などといった意見があるのは百も承知だ。が、医師の何気ない一言が患者に与える影響がもの凄く大きいのも事実だ。それを乳がん闘病で痛感した。乳がんに罹患するまでは、精神・メンタル面の身体に及ぼす影響を実感していなかったが、これはとても大きい。

ヨガにおける心の解放。深く入っていくとヒンドゥー教の世界になると私は感じている。私はそこまでは無理だ。俯瞰しつつバランス感覚を保ちながら、私なりに学んでみたいと思っている。

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