20.恋愛相談をした異性に恋愛感情を抱いてしまう理由{それはお互いの異性としての部分が露呈されるから}
まず女性から男性に恋愛相談を持ち掛けたとする。
この時点ではまだ友達としての関係である。
友達関係=友情というものは同質なものに惹かれるものであり、恋愛感情というのは異質なものに惹かれるものであるので、この時点ではまだ異性としての異質なものに惹かれているわけではなく、同質なものに惹かれているただの友達なわけである。
しかし、あおいさん曰く、
恋愛相談をするにあたっては、相手に対して自分の「女としての部分」を見せなきゃならないわけである。
恋愛というのは女の「女としての部分」と男の「男としての部分」が惹かれ合うものであるから、恋愛相談をする際はどうしたって自分の「女としての部分」を晒さなきゃならないわけである。
そして相談を受けた男性は、自分の「男としての部分」で答えなきゃならないわけである。
今まで同質なものに惹かれ合っていたふたりが、お互いの異質な部分でコミュニケーションを取らなきゃならなくなる……。
恋愛相談に親身になればなるほど、女としての部分と男としての部分が露呈されて、お互いを異性として意識するようになってしまうわけである。
つまり恋愛相談というのはお互いの異性としての部分を引き出すコミュニケーションになるわけである。
これが「異性に恋愛相談をするとその人に恋愛感情を抱いてしまうカラクリ」であるとのこと
最後にあおいさんは以下のようなこともおっしゃっていました
これを応用して、少し気になる人にその人が好きだということを伏せて恋愛相談を持ち掛け、自分を異性として意識させるというズル賢い手段がありまして
やり手な女がよく使う手段でもあるが…
計算高い駆け引きは裏目に出ると自己嫌悪の元になるので、オススメはできないとのこと
確かに相手に恋人がいなければ、相手に自分をさらけ出すきっかけにもなり、相手の考えもよく知れるきっかけにもなり、恋に発展してもおかしくないですね…笑
でも狙って相談して失敗したらその分ダメージも大きそうですね笑
今日はここまで
参考文献
DJあおい(2018)『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ』幻冬舎文庫