主人公の紹介
陽一 平成25年で満77歳
金融機関で終身雇用。
60数歳で定年。
第2の人生を楽しむために、仕事をすること無く日々気分の赴くままに生活をしていた。
ある日の陽一。
朝から友人を呼び出し、自宅でDVD鑑賞。
昼から温泉センターで温泉に入り、センター内で飲食&カラオケ。
自宅に戻り、友人とおしゃべり。
夕方帰路につく友人を見送り、一人で夕食。
朝4時起きで、朝刊に目を通し その日に観ようと思うテレビ番組をチェックして赤マジックで囲む。
時計を見て、ゴールデンタイムに見たいテレビを再度確認。
テレビを見て、眠たくなったら就寝。
これで1日が過ぎた。
毎日、代わり映えのしない1日を単調に過ごす。
友人が来たり、息子・娘家族が時々やって来ることは、楽しみでも有り煩わしくも有りといったところだろうか。
1日、誰共会話しない日々も有ったと思う。
そんな生活を10年続ける。
この単調さが現役時代とは180度違うので、お気楽な毎日だっただろう。
自分では気が付かないのだが、少しずつ記憶が曖昧になりつつあるようになった。
同じ事を何回も繰り返し聞いたり、話したり。
こうだと思い込んだら、人の話は全く聞かない。
それどころか、自分と違う考えを持った「敵」だという認識に変わりつつ有った。
その「思い」が高じて、「敵」には徹底的に口撃を始めた。
攻撃ではなく、まさしく口撃。
口で負けそうになると、手を出そうとしだした。
ま、もともと激情型では有ったのだが・・・・。
それも、特定の人物=敵にだけ・・・だった。
その対象者は、性格が真逆の母親に向けられた。
主人公2
美智子 現在75歳。
結構自己中心的な考え方の持ち主。
本人は、そう思ってはいないのだが・・・。
陽一とは「主従関係」の結婚生活を送る。
この二人が、今現在同居している。
色々なエピソードがあるが、端折ることにする。
この夫婦には、3人の子供が居る。
長女の私。
長男に次男。
私と長男は、実家から約1時間離れた所に住んでいる。同じ区内で、車で10数分といった所だ。
次男は、他県に在住。
仕事が忙しく、なかなか自由に身動きがとれない。
今までも、これからも父に関わるとしたら私と長男である弟二人が中心だろう。
そして、私には3人の息子。
高校2年生A、中学3年生B、中学1年生C。
長男には中学2年生の息子D。
主要な登場人物8名の紹介でした。