「占いの結果が納得できない」
実際鑑定を受けた時に限らず、雑誌やテレビの毎日の占いであっても一度はそう感じた経験があるのではないでしょうか。
実はこの経験、プロとして提供している側としてもよくあることだったりします。
今回はプロの鑑定を受けた時に限ってお話をしていきます。
雑誌やテレビ等の不特定多数に向けた占い、コンテンツとしての占いには当てはまらない点もありますのでご了承ください。
占い師として仕事をしていても所詮人です。
時にお客様に気持ちを重ねたり問題に共感する事もありますし、勿論その逆もあります。
そんな時に抱いている思いとはそぐわない結果が出た時はやっぱり納得しづらいものです。
それでも出た結果はそのままお伝えいたします。
そこで改竄したらそれはプロの仕事ではないからです。
またどんな結果であれ、そういうメッセージが出てきたことには意味があるからです。
腑に落ちるのは翌日だったり、数ヶ月後だったり、数年後だったりするかもしれません。
その時期は、今後のご自身の気持ちの持ちようや行動次第になりますのでお伝えしている側にもわかりません。
と偉そうなことを言いつつ、私自身も生年月日でわかるいくつかの課題にいまだに納得できないまま向き合う努力を続けています。
ほぼ人生を通して考える課題になりそうですので、時々
「何で私がこんな課題を持たなければいけなかったのか」
と見えない何かに怒りを向けることすらあります。
それと同時に占いを通じて助けられたことも数限りなくありますので、どちらも自分に必要な事なのだと考えています。
良いことも悪いことも合わせて人生です。
納得できない結果も人生の一部です。
占いに当たることや即効性だけを求めずに、長い人生の羅針盤として上手につきあっていくことをおすすめいたします。