ここ数日は旅行関係のお話ばかりだったので、そろそろ本来の役割に戻ろうと思います。
というわけで今回のタイトルですが、言葉の力についてと言ったほうがわかりやすいかもしれません。
私は占い師歴が長いので、セラピストらしい言葉の使い方というものをかなり強く意識する必要があります。
どういうことかというと、こういう言い方は好きではないのですが
占いは当ててこそ
というところがあるからです。
以前からお話している通り、本来であれば占いの本題は当てることではありません。
あくまで流れを読み、そこから良い未来に繋がるための方法や道筋をお伝えするものです。
ある種指導者であることが求められますから、話は具体的かつわかりやすい形になっていきます。
後はメディアがこぞって
占い=当てもの
と言ったイメージ付けをしている影響もあるかと個人的には思います。
ですがセラピーでは
自分自身で気づかないと意味がない
ことがとても多いです。
セラピストはあくまでそのヒントの扉を一緒に探すだけですので、具体性は一切必要ありません。
誰かに導かれて見つけた自分というのは本当の自分ではないですし、見つけたということに責任を持てません。
何かトラブルが起きた時に
「○○さんに言われたから」
という逃げがどこかに生まれてしまう可能性がとても高いです。
自分との対話、をするために他人が介入する必要はありませんから、占い師的話し方はある種NGなんですね。
その辺りの使い分けはとても大切だと感じています。